「会社員」として生きる。

著者 :
  • きずな出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866631578

感想・レビュー・書評

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  • 就職して早数年。周りが転職をしたり起業したり自由な選択をする同世代が増えてきて、特にこれをやりたい!ということもなく、今の職場で働き続けてきた自分を振り返った時に、「このままでいいのかな」と一抹の不安を覚えた。
    でも今の仕事は嫌いじゃなくて、安定した生活を送れることに満足しているし、、、でも周りを見て羨ましい気持ちにもなるし、、、と悩んでいた時に出会った本。
    この本を通して、「会社員のメリットってこんなにあるんじゃん!」とポジディブになり、仕事に対する姿勢も変わり、明るい未来を考えられるきっかけになった。
    これまでは「会社員」として働く中でのないものねだり、マイナスな部分ばかりをピックアップし、周りと比較しては悩み落ち込みを繰り返していたけど、当たり前すぎて気づいてなかったメリットの部分を発見し、自分に満足できるようになった!
    会社員として働くことに悩んだ時、キャリア迷子になったらまた読み返したい。
    また周りにも同じような悩みを抱えている友人がいたらぜひ紹介したい。

  • 私は企業タイプではなく会社員タイプと自覚しているため
    新しい発見は少なかったけど、共感しつつ取り入れたい項目も何点かあり。

    ■会社員のメリット
    1.会社の名前で信頼が得られる
    2.安定収入がある
    3.簡単にクビにならない
    4.経理などめんどうなお金管理がない
    5.自分の仕事に集中できる
    6.給料ありで学べる
    7.最終的な責任がない

    ■定時で買える仕事術
    ・定時は「仕事が終わる時間」
    ・すべての仕事を優先順位をつけ、細切れ15分にしよう
    ・チームで仕事を効率化(聖域を作らない)

    ■気になった項目
    ・ライスワークでもあり
    ・上司はうまく使い倒す
    ・部下は必ずさん付け
    ・無理にプライベート話をしなくて良し
    ・趣味はアウトプットとセットに

  • 確かになと思うところはある。
    会社員のメリット
    ・安定収入
    ・めったにクビにならない
    ・資金繰りや営業を考えなくていい
    ・お金をもらいながらいろいろ学べる
    ・失敗しても最終的な責任を負わない

    仕事はお金を稼ぐための手段=ライスワークと割り切ると楽になる。無理してやりがいや熱意を持たなくてもいい。「苦手じゃない」「嫌いじゃない」という気持ちを大事にする。
    収入が増えれば比例して支出も増える(パーキンソンの法則)。

    やる気もなく手間もかけてない人がすごい成果を出すこともあるのがこの世の残酷なところ。ただし長期的に見れば真摯に取り組んでいる人の方がうまくいくことが多い。

    「~せねばならない」に囚われると苦しくなる。

    ランチを上司ととるのは部下の時間を奪うこと。

    ★残業しないために
    好きな仕事・楽な仕事・いきなり舞い込んできた仕事にすぐ手を付けるのはやめる。仕事に優先順位をつける。
    朝の時間を有効活用。SNSの通知音オフ、探し物をしないために道具を2つ以上買っておく。

    ★転職する基準
    ・プライベートまで侵食してくる
    ・行動否定ではなく人格否定

    副業はお金を稼ぐことを第一の目的にしない。会社に許諾を得る。

    会社員にお勧めの趣味→スポーツ、読書、映画、勉強
    趣味はアウトプットすることで自己成長につながる。

  • 要はどちらでも良いということ。
    出世してもしなくても
    仲良くしてもしなくても
    仕事に楽しみを見出しても、趣味を楽しんでも

    副業はお金稼ぎ目的にならない方が良い
    趣味を持つ
    残業はしない

    会社員ってつまらないけど、福利厚生や信用などの強みも大きいなと思っていた頃。
    著者のように会社員の肩書を持ちながら、アウトプットの趣味を持っていきたい

    と会社員でいることがよりありがたく、少し楽になれた

  • 会社員として生きていくのが楽になるチップス、考え方が述べられて、個人的にはすごく好きな本
    大事なのがどっちでもいいという精神
    頑張ってもいいし頑張らなくてもいいそれが会社員としての特権。
    自分で選択することが喜び。
    とくにライスワークの考え方は凄く好きで、給料さえもらえて好きな趣味に打ち込むことができればそれだけで凄くいい会社じゃないかと思わせてくれる。
    固定の給料をもらえて成長する環境を与えてくれるそれだけで素晴らしいこと
    日々成長して給料をもらって趣味を充実させて人生を楽しんでいく

  • 企業や転職が当たり前になっている世の中で何となく今の会社で大丈夫かな、と思うところがあったが、この本を読んで会社員自体であることのメリットを学ぶことができ、安易に仕事を辞めるという選択はしないようにしようというマインドになった。会社はあくまでチームなので、成功も失敗も個人によるところではなく、良い意味で責任を全て負う必要はない。安定的に決まった収入があるのは心の安定化に繋がる。など、あまり考えたことがなかった点が記載されており勉強になった。また実践的に使えるノーザンで買える方法などはとても参考になった。やる事リストを細分化して急に入った仕事も締切を確認して優先順位をつける、というのは明日からでも参考にしようと思う。

  • 【自分用メモ】
    ・会社員のコツは「どっちでもいい」という気持ちでやること
    ・上司によってやり方や対応を変える。上司はクライアントだと思えばいい
    ・別に自分が仕事で失敗しても、他の誰かが成果上げてくれる。会社は社員の仕事の好不調の波を均等化してくれる
    ・部下だろうが、上司だろうが言動に差をつけない。一番ダメなのは部下に上から目線で話すこと。こんなのは自己満足以外に得るものがない

  • 考えていたこと悶々としていたことが文字起こしされて、なんか嬉しい楽しい気持ちになりました。

  • 新しい知見は得られなかったが、共感できることが多かった。
    人員整理でやむを得ず転職した経験からか、会社員で正社員でも安泰ではないという気持ちが常にある。いつでも転職できるように、という意識ををこれからも忘れずに、戦略的に、また一方で気負いすぎずに働き続けたいと改めて思った。

  • 会社員の立場として共感できるところは多く感じた。
    選択肢として、どっちでも良いというスタンスだと確かに楽だと思った。
    会社員として生きることもどっちでも良い。人生の選択において、これじゃなければいけないという固定観念は捨てるべきだ。

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著者プロフィール

平日は建設会社総務経理担当部長として勤務し、その他の時間を「大学講師」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「税理士」と5つの仕事をこなす時間管理の専門家。『仕事が速い人は、「これ」しかやらない』(PHP研究所)など重版多数!

「2021年 『先生の時間はどこへ消えた?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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