一生仕事で困らない企画のメモ技(テク)

著者 :
  • あさ出版
3.20
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本棚登録 : 212
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866670300

作品紹介・あらすじ

3つのメモさえあれば、特殊な才能なんていらない。厳選100ネタも大公開!爆発的ヒット商品(∞プチプチ)を考えた著者が初めて明かす、売れる企画を"仕組み"で生み出すメモの技術。

感想・レビュー・書評

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  • 新規事業検討にあたり、読んだ本です。
    かなりアイデアの出し方の参考になりました。
    当時は感想を記載していませんでしたが、Kindleで読みハイライトをしていた部分を、以下にメモします。

    ---

    メモすべき情報は、自分の欲求を刺激し、買いたい、使いたい、やりたいなど、行動したいと思える物事だけ。

    面白そう、今までになく新しいと言う理由だけで企画を作ってしまってはいけない。自分が絶対に欲しい、使いたいと感じていなければ結果的にものを作ることができない

    「欲求」を知るためには、人と会話すること。相手が好きなことや、はまっている事の話を聞く。欲しい!と思う物事を知る。
    最近買ったもの、仕事でやりたいことや将来の夢などの話も良い。

    お題×ネタでアイデアを考える。

  • ∞プチプチを開発した著者が企画に困ることのないメモの技術について自身の経験やモデルケースなどを通して解説した一冊。

    ネタ集めのツールやかけ合わせでアイデアを生み出す方法など数々のアイデアを生み出してきた著者ならではの発想で誰でも簡単にアイデアを生み出すコツを学ぶ事ができました。
    また、そのアイデアを実現するための三角形メモを作って、「何を」「誰に」「いくらで」という3つを具体的にすることや大トンガリと小トンガリを作ることなどアイデアを商品に近づけるためのポイントも学ぶ事ができました。
    自分の欲求を満たすことが大事であり、ボツになるアイデアも大事にすることやいろいろなことに興味を持つことなど企画を生み出すために必要な意識や知識を知る事ができました。

    企画を生み出すことの難しさを楽しさに変えて様々なことを発想してその中から世にないワクワクする新しい商品を生み出すためのコツを本書で学ぶことのできた一冊だと感じました。

  • 自分でほしいと思ったものをメモすること
    決して特殊な人である必要はなく、むしろ庶民的な感覚を持つ人であるほど、ほしいと思ったものが多くの人に刺さる可能性を秘めている

  • 第1章 企画づくりの材料をメモする「ネタ帳」(メモすべき情報は「欲しいと思うものごと」だけ/インターネットでのネタ探しにもコツがある ほか)/第2章 アイデアを量産する「かけ合わせメモ」(ネタ帳を使って、企画のアイデアをどんどんつくり出せ!/アイデアはダメでもいいから数を出す ほか)/第3章 ヒット企画へと仕上げる「三角形メモ」(ヒット企画になるアイデアの絶対条件/ひとつのアイデアを深掘りするには手書きが一番 ほか)/第4章 企画を実現させるためのマインドセット(企画づくりのエネルギーを最大化する/ボツ企画がたまれば売れる企画が見えてくる ほか)

  • エッセイ的なアイデア本。
    特に目新しい内容はない。個人のノウハウから、抽象化に至っていない。もっと自分の技術を分析して!

  • 様々なヒット商品を生み出してきた著者のメモの技術。
    本を読んで何事も大切なことは同じだと感じた。

    大切なのは自分の欲求に素直になって、心から欲しているものをメモすること。そして、どういうアウトプットをするか意識することでメモをする内容もきまってくるし、頭に浮かんだことを忘れないように思いついた時にまめにメモをすることが大切なのだ。

  • 冒頭文に共感。
    参考となる一冊。
    ここで勧められていることは、ある意味人間の欲求の原理原則を活用する方法にもなっており、納得感あり。
    要点はひたすら、有用な要素とかけあわせまくるということかと。
    バリュープロポジションの概念なども含んでいる

    メモ
    ・企画とは人の欲求を満たすための作戦
    ・人に価値や幸せを与えようとする計画は皆企画
    ・欲しいと思うものごとをメモしていく
    ・面白そう、新しいという理由だけで企画を作らないこと。
    ・他人の欲求をそのままメモではなく、自分の欲求を考えてメモする。
    ・店頭でパッケージをみたら、コピーがいいのか、ロゴがいいのかメモする。
    ・興味がない人に欲求を持たせられる要素を発見できれば、ネタはどんな人にも喜ばれる企画に大化けする可能性あり
    ・アイデアは考えたいテーマとネタおよびその構成要素の組み合わせで作っていく。質より量。例えばそのネタを欲しいと思う理由を掛け合わせる
    ・エクセルにネタをコピーし、テーマと掛け合わせてアイデア出しに使う。有力ネタは色つけする。記録保存が推奨される。
    ・ネタをもとにうまく欲求を飛躍させることが重要
    ・全ての企画は人間の欲求を満たすものであり、ネタ帳から材料を引っ張り出し、楽しみながらどんどんかけあわせるということ
    ・掛け合わせるネタはえらばない。距離がある方が良いものがうまれやすい。
    ・いいアイデアの選び方は
    企画のイメージがスルッと湧くもの
    自分が欲しいと思うもの
    他人に欲しいか聞いて、反応速度で判断
    ・2割賛成で十分、5割に到れば大ヒットの可能性
    ・アイデアを実現につなげていく際には、誰に、何を、いくらでというフレームワークで検証する。バリュープロポジションを含んでいる概念。
    ・企画の大トンガリ、ユーザーに刺す最初に伝えたい価値は1つに絞り、小トンガリ、ユーザーが使用後に気づき人に伝えたくなる価値は隠しておくこと。
    ・自分が絶対やりたい、利用したいという熱量があることが重要。
    ・ボツ企画もネタやノウハウとして蓄積する。
    ・フツーの人が感じた強い欲求には、他の多くのフツーの人に幸せと価値を提供できる要素があるはず。庶民感覚を持ち続けること。

  •  企画の作り方について、ネタ出しから実行までを一通り丁寧に書かれている。えっこれバラしていいの?っていうレベルの詳しさだ。
     通り一遍の形式的なものではなく血の通ったノウハウである。
     しかしながら、著者がこの本で示しているのは、あくまでもやり方(メモ技)であって、企画が盗まれるわけじゃない。
     これを行う人の好みや思考、欲求により千差万別な企画がでるのだろう。
     この本を読んだ人から、どんな企画が出るのか、楽しんでいそうな著者の姿勢が読んでいて心地よい。
     面白かった。

  • 思ってたよりあっさり読み終えてしまった

  • アイディアの「量を出す」ための本。
    おもちゃの商品企画、イベント企画といったある意味何でもアリの職種には向いていると思う。
    が、やや業態を選ぶ本のように感じた。

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著者プロフィール

株式会社ウサギ/おもちゃクリエーター

「2020年 『みんなの怒りスイッチをさがせ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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