僕たちはヒーローになれなかった。

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 104
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866671611

作品紹介・あらすじ

大ヒット作「僕たちは世界を変えることができない」の続編。医者として働きながらも、名誉と出世を捨てて、NPOを設立し、国内外の僻地でボランティアに勤しむことを書いた実話。夢をあきらめたビジネスマンに捧げる自己啓発本!

感想・レビュー・書評

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  • 大学生の時のボランティア活動を思い出しました。ネパールで家を建てるというボランティアでしたが、命を救ったわけでもないし今でも5秒に1人子供が亡くなっています。だけど、関わったネパールの家族の子供から「House is hope」という言葉を聞いた時、誰かの幸せのきっかけになることができたと感じました。幸せにすることができなくても、命を救うことができなくても、きっかけがないとその先はないんですよね。
    この本を読んで、その時の家族に会いたくなりました!

  • 大学生のときにカンボジアに小学校を建て、医師になってからはやはりカンボジアの医療が不足している地域に新しい病院を建てた著者の活動を綴った本。小学校を建てたときにも本を書き、映画化されて評判を呼んだそうだがそちらは未読で、この本で初めて知った。

    その活動、行動力は素晴らしいと思うものの、本としては文章があまりに拙く、細かいところが抜け落ちている一方で記述に無駄に繰り返しが多くくどいところがあって、構成が練られていない。

    実務家として優れた人の書いた本が必ずしも良いものとは限らない、ままあること。活動の真摯さ、有益さに敬意を表して、星3つに。

  • 無料となっていたので、読んだ。
    色々な意見はあるとおもいますが、日本で働きながらカンボジアの支援を行なっている姿はすごいなと思いました。

  • I was so impressed. I wanna be a great person like him in the future

  • ボランティアってなんだろう?
    と考えていて手にした一冊。
    ロシナンテスの川原先生との出会いも書かれているというので。

    ボランティアってなんだろう?
    という答えはまだ見つからないけど、良いヒントが得られたと思います。

  • 自分らしい道を進むなかで、一人でも笑顔になってくれる人がいればいい。そう思うと、肩の力が抜け、本当に力を入れるべきものが見えてくる。

  • ▼葉田甲太さんによるカンボジアでの小学校/病院建設
    ■揺るがぬ信念があれば1人からでも動き出せる
    →応援する人も増えていく
    ■強烈な原体験が人を突き動かす
    ■クラウドファンディングで寄付を募ることも出来る

  • 仕事とは?幸せとは?夢とは?
    この本を読むと自分の将来について改めて考えさせられる。

    また、大きな夢を叶えるには、厳しい道をどのように登るべきなのかが書かれている。

    ・行動指針
    目標を定める
    情報をトコトン定める
    情報を組み合わせて、戦略を立てる
    やると宣言して、期限を決め、逃げられない環境を作る。やると決めればアプローチを変えてでも、最後までやる

  • 映画化もされた『僕たちは世界を変えることができない』の作者が、今度はカンボジアに病院を建てる話し。ノンフィクション。自分の限界と向き合いながらも、情熱を掻き立てて、目の前の人を救いたい。困っている人を助けたいという想いから、彼は行動する。その情熱が迸っている。私は医師でもないしボランティアに興味があるわけでもないのですが、それでも気持ちだけは伝わってきた。そういう意味での本としても優秀だが、僕は作者の学びというか、経験から生み出した名言の方に価値を置きたい。とにかく、とても役立つ言葉満載の本でした。

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著者プロフィール

医師、NPO法人あおぞら代表。1984年兵庫県生まれ。国境なき医師団に憧れ、日本医科大学へ進学。大学在学中に150万円でカンボジアに小学校を建てられることを知り、仲間と実現した経緯をつづった著書「僕たちは世界を変えることができない。」を2011年に出版し、同年に向井理主演(葉田さん本人役)で東映より映画化される。2014年にカンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2018年2月にカンボジア僻地に保健センターを建設。2019年3月よりタンザニア病院建設プロジェクト開始。「僕たちは世界を変えることができない。」(小学館)は累計10万部。

「2019年 『僕たちはヒーローになれなかった。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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