東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866672137

作品紹介・あらすじ

生き方や働き方、考え方も多様化した世界において、「自分はどのように生きていけばいいのか」「何をビジネスにすればいいのか」など、抱える問題が複雑になってきました。そんなときに必要なのは、「考える力」です。
しかし、「考える力」を最大限活用している人とまったく使いこなせていない人がいるのも事実ーー。頭がよい人はどのように考えているのかを細かく観察し、分析した結果たどり着いた答えは、「考え続けている」かどうかでした。この考え続ける力を「思考体力」と名付け、あらゆる難問に立ち向かってきました。いつの時代も成功してきたのは、「思考体力」があった人たち。やりたいことも、転職も、副業も、人間関係も、生き方も、思考体力があれば解決に近づきます。
本書では、そんな困難な物事を解決できる"7つの思考体力"についてご紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 自分は特に頭を使う仕事をしているのですが、とにかく短絡的なので危機感を覚えこの本を読みました。
    特に刺さったのが「負け続ける人はずっと負け続ける」です。
    自分はここ数年間いいことがあまりなく、勝負事はすべて負けていました。しかし心の中で「いつか大きな勝ちが手に入るんだ」など思っていました、でも実際周りを見ても勝ち続ける人は勝ち続けていますもんね。一回勝たなければ、ずっと負けっぱなしです。
    自分は勝ちたいので、この本を何度も読みこんで行動に移していこうと思います。

  • 渋滞学で有名な東大教授の著書。インターネットのとあるニュース記事で取り上げられていたことから興味を持ち手に取った一冊。件の記事では「毎日スマホばかりはNG」という見出しで、”複雑なことを一切考えない頭になっているかも”とまさに現代病ともいえる懸案事項に警鐘を鳴らす内容で編集されていましたが、実際に本書を通読してみると、少々期待が外れてしまいました。

    まずタイトルにある”考え続ける”について書かれているのは全7章のうち一つだけでちょっと拍子抜けです。内容との整合でいうと、”考え続ける”というよりも”より深く考えるための”というキーワードで束ねるべき内容のような気がします。

    また冒頭の”複雑な~”に対する著者の主張する考え方のコツとして、多段思考力など7つの力で思考習慣を向上させるという主張が展開されていますが、個々の●●力をどのように習得するか、という点については特段説明はなく、かわりに●●力を発揮できるであろうさまざまな事例が紹介されているのみです。

    そのほか、たとえば事実と意見を分けるなど、いまさらという内容も含まれていて、目新しさに欠けます。大学教授の手による一冊ということで、文字通り大学生や若手社会人が想定読者層なのかもしれません。ビジネス書としてある程度年齢を重ねた社会人が読むまでもないかも。

  • 時間をかけずに解決できる問題ではないものにぶつかる事が多く、題名に惹かれ読みました。本書に書かれている考え続ける力のうち複数の力が足りていないことに気づきました。早速今ぶつかっている問題に対して使ってみます。

  • 高学歴で、ケアレスミスが多い人や新社会人が読むと参考になるかもしれない。
    具体的な方法は書かれていないので、実践するにはある程度の考える力を持ってないと活用は難しそう。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    プロローグ まずは“7つの考える力”で「思考体力」を鍛える/第1章 「やりたいこと」を見つける思考習慣/第2章 「やるべきこと」を考え続ける思考習慣/第3章 「情報」に惑わされない思考習慣/第4章 「ベストな判断」をする思考習慣/第5章 「問題解決」のために発想する思考習慣/第6章 「人間関係」で悩まない思考習慣/第7章 「結果を出す」ための思考習慣

  • 本書は、考え続ける力が身につく本です。
    
    本書では、思考法を身につけるノウハウが満載です。深く広い思考ができるようになりたい人に必見の本です。本書を読むことで、考える力が鍛えられ、ビジネスや資格取得など、より成果を出せるようになります。
    
    自己駆動力、多段思考力、疑い力、大局力、場合分け力、ジャンル力、微分思考力の7つの力を養うヒントが満載です。
    
    具体的かつ分かりやすく書かれていますので、初心者の方でも気軽に読むことができます。
    
    
    

  • 微分思考力とは、物事を細分化して考える力
    →3つに分けて考えることを意識する。

    思考の階段のもう1段先を考える「多段思考力」
    →分類ごとに対策を考える。

    https://search.yahoo.co.jp/amp/s/newscast.jp/news/6307359/amp%3Fusqp%3Dmq331AQGsAEggAID

  • 題名に「東大教授の」と謳っていたので、新しい見識があるのかと思ったが、よく目にする考え方の使い回しが多い印象だった。

    「疑いの目を向け続けることは大切」だと学びになった。

  • 2023年27冊目。満足度★★★★☆

    「渋滞学」で有名な東大先端科学技術研究センター教授が著者

    「思考体力」を鍛え、「思考習慣」を身につける方法がわかりやすく説かれている

    大学生になった息子に贈る本を探していた時、書店のお勧めの本として店頭にあり購入(私が読んだ)

  • いわゆる思考本で、書いてある内容は割と類書と似ているけど、まとめ方としてはわかりやすく、サクッと読みかえすにはいいかも。

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著者プロフィール

東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は数理物理学、渋滞学。
1967年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大大学院工学研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。その後、ドイツのケルン大学理論物理学研究所などを経て現在に至る。
予備校講師のアルバイトをしていた経験から「わかりやすく教えること」を得意とし、中高生から主婦まで幅広い層に数学や物理を教えており、小学生に微分積分の概念を理解してもらったこともある。
著書『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』(小社刊)は全国の数学アレルギーの読者に愛され、20万部突破のベストセラーに。『渋滞学』(新潮社)で講談社科学出版賞などを受賞。『とんでもなく役に立つ数学』(KADOKAWA)、『東大人気教授が教える 思考体力を鍛える』(あさ出版)など著書多数。

「2022年 『東大の先生!文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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