スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術
- あさ出版 (2024年6月11日発売)


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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784866676852
作品紹介・あらすじ
TRSテレビ系列「王様のブランチ」で紹介されました!(2024年6月22日)
「東洋経済オンライン」「ZUU オンライン」「Yahoo!ニュース」「からだスマイル」にて紹介されました。
大量の情報があふれている現代において、
「必要な情報をできるだけ早く、効果的に頭に叩き込みたい」
と考える人は多いでしょう。
しかし、せっかく学んだことをすぐに忘れてしまったり、覚えたはずなのに身についていなかったり、なかなか実践できないという人も多くいます。
そんな人のために、スタンフォード大学・オンラインスクール校長が、脳科学と心理学に基づく効果的なインプット方法について紹介します。
インプットに関する情報はたくさんあふれていますが、科学的根拠がないものも多くあります。
本書では、最新の脳科学と心理学に裏打ちされた方法の中で、特に効果が高くて、すぐにでも実践できるものを厳選して解説しています。
(以下、「はじめに」より)
例えば、次のインプット法のリストをご覧ください。
・本を読むときはつまみ読みから始める
・記憶を定着させるためには繰り返し読み直すのが効果的
・YouTube動画で学ぶときは字幕付きで見る
・ポッドキャストは1・5倍速までがおすすめ
・ノートは手書きでとる
・始める前に、前回学んだことを思い出す
どれも多くの人たちが実践している日常的なインプット法です。
しかし、後ほどお話しするように、これら6つの学び方のうち、科学が明かした正解はたったの3つ。他は、思ったほどの効果が確認されていせん。
この本では他にもたくさんのインプット方法を科学的に吟味して、脳や心のメカニズムを最大限に生かしたインプット法をわかりやすく説明していきます。
感想・レビュー・書評
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脳のインプット術や速読インプットの科学的解明、アクティブリーディング、ワーキングメモリーの限界、リトリーバル効果、ハイライトの効果、などなど。
脳が情報をどのようにインプットするかを理解し、効果的な学習法を実践することので効率の良いインプット術が学べる。
読書は目で読むものではなく、脳の理解が重要で、実は読書中の8割は文字を見ていないことが分かっている。
脳のインプット術は、情報を視覚的に捉えるだけでなく、脳がその意味を理解するプロセスを重視し、アクティブリーディングを通じて、情報に能動的に関与し、目的に合った質の高いインプットを実現する方法。
読む前にタイトルや見出しを確認し、全体の内容を把握することで、効率的なインプットが可能になる。さらに、読みながらメモを取ることで、情報の理解と記憶の定着を促進する。メモは記録ではなく、記憶のために取る。
また、一定時間集中して学習し、集中力を維持するために休憩をこまめに入れることも大切。
最も大事な要点は「リトリーバル効果」であり。
学んだことを思い出すことで記憶を強化する学習方法。記憶力アップに最も効果的とされる。
インプットした内容を学習中、学習後、さらに定期的に思い出す習慣をつけることにより、長期記憶の定着を促進し、学習効果を高めます。
私自身この方法を実践し、脳にインプットさせて知識としての引き出しを確保して行こうと思います。
また、学生さんや試験勉強におすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◾️新しいことを学んだり、膨大な量の情報をインプットするために必要なものとは。
◾️ハイライトの学習効果は。
◾️ワードリトリーバル、前リトリーバル、後リトリーバル、ブレインダンプ、時差ダンプ、スペーシング、SMART CAR覚えておきたい。
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私たちの記憶力やパフォーマンス、成績の差の背景には「地頭」や能力の差ではなく、ちょっとした勉強習慣の差しかなかったりしますと筆者。
今までがいかに効率が悪い勉強をしていたと思います。
今後はリトリーバルを意識して勉強をしていきたい。 -
問い
忘れないインプット方法は?
メモしたスリーポイント
・本の読み方:アクティブリーディングの方法。
特に読む前が重要
・リトリーバルとダンピングで記憶定着
ちょっとした行動の追加で差が大きい
・情報が溢れる社会でどのように質の良い情報を得るかの方法
感想
具体的なストーリーをベースに、インプット方法をエビデンスを紹介しながら掲載されているのでわかりやすく、各章のまとめもポイントがまとまっており、明日から取り入れられると思った -
十分に脳に知識を定着させたい時に、速読は科学的に不可能だと。目が何を見て理解しているのかも実証結果から語られていて良い。
速読への憧れみたいなものはあったがどうもしっくりこなく、理由が分かって良かった。じっくり行ったり来たりして定着させるようにする。元々そういったやり方だったし。
最初にメタ認知が重要となっていて、要は知らない事を知る、無知の知が必要と。後は方法論。動画、音、読書どれがどんなメリットがあるのか脳科学も絡めて書いてあって説得力がある。 -
この本に書かれていることを意識しながら本を読んだら、記憶の定着率がかなり上がった。
読書も勉強もこの考え方が基本だな、という確信が得られた。
すごくシンプルなのですぐに実行できるのも良い。 -
学生時代にはこんなこと考えずに勉強してましたね。以下備忘録的に。
内容をインプットするための読み方として、メリハリと自問自答(読みながら適宜「何だっけ?」と考えながら)が必要。
モチベーションの維持には目標の設定を工夫する。具体的に、測定可能な、達成可能な、関連した、時間制約があること。(SMART目標)
読むスピードの方が聞くスピードより速いので、YouTubeなどでは、1.4倍速までなら質を下げずに聞ける。
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急激な環境変化に対応するために必要不可欠な、新しい情報やスキルのインプットをどうすべきかを学べる本です。
常にテクノロジーが刷新され、価値観が生まれ変わるVUCAの時代は、常に新しい情報やスキルをどんどんインプットする必要がありそうです。
できなかったことができるようにならないと生き残れないですが、インプットで大事なことは脳や心のメカニズムを使うことだけではないようです。
インプットの「目的設定」ができているかどうかで、モチベーションも変わり、効果的な方法も変わると著者は説きます。
具体的な方法もいろいろと紹介されており、情報があふれがちな時代に必要なインプットすべき情報の見極め方まで教えてくれています。
必要とわかっていてもなかなか時間を取れない、試みたがうまくいかないと悩む方などが読むと、その解決のきっかけとなりそうな1冊です。
【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】
「まずすべきことは、自分が何のためにインプットしようとしているのかを明確に意識する『目的設定』。同じ情報をインプットする場合でも、目的によって効果的な方法が変わる。読み取るべき内容は何か、どれほどの精度で読むべきか、インプットした情報を何に使いたいのかを考えてみる。」
「メモの最大の効用は、インプットした内容を自分の脳でプロセスする(思い出したり考えたりする)ことで、後で見返しやすいように記録を残すことではない。メモを取るときは、キーワードの自分なりの定義や説明、関連する箇所に対する自分の考え、疑問の3つのどれかを意識する。」
「『聞く』だけで情報をインプットしようとするとワーキングメモリーがパンクするものでも、『見る』も使ってインプットすると、情報処理の負荷が分散でき、ワーキングメモリーをより効率的に使える。『読む』『聞く』『見る』は、どれが一番効果的というより、どのようにミックスさせるかが重要。」
【もう少し詳しい内容の覚え書き】
・「インプットする力」は、現代に最も必要なスキル。常にテクノロジーが刷新され、価値観が生まれ変わるVUCAの時代は、常に新しい情報やスキルをどんどんインプットし、できなかったことができるようにならないと、生き残れない。
・脳や心のメカニズムに適ったインプット法だけでは、効果的なインプットを実現できない。新しいことを学んだり、膨大な量の情報をインプットしたりするにはモチベーションが必要で、生半可な努力では目標達成は難しい。どの情報がインプットに値するかを見分けるスキルも必要。
○脳はどうやってインプットしているのか
・文章はおしなべて前半の方にキーになる言葉や考えが出てくる。読むべき材料の各段落の前の方だけを「つまみ読み」しておくと、全体の内容を素早く把握できる。インプットの目的が全体の大まかな把握でなく詳細な理解であれば、違うアプローチが必要。
・重要な情報のピックアップは、まず見出しやタイトルがあればしっかり読み、全体を把握した上で時間配分を決め、章やセクションのはじめと、各段落のはじめに目をつける。時間の許す範囲で目を付けた場所を読んでみて、ある程度何について書いてあるかがわかったら、次の目星に飛ぶ。
○脳を最大限にエンゲージする「読むインプット術」
・まずすべきことは、自分が何のためにインプットしようとしているのかを明確に意識する「目的設定」。同じ情報をインプットする場合でも、目的によって効果的な方法が変わる。読み取るべき内容は何か、どれほどの精度で読むべきか、インプットした情報を何に使いたいのかを考えてみる。
・メモの最大の効用は、インプットした内容を自分の脳でプロセスする(思い出したり考えたりする)ことで、後で見返しやすいように記録を残すことではない。メモを取るときは、キーワードの自分なりの定義や説明、関連する箇所に対する自分の考え、疑問の3つのどれかを意識する。
○現代を生き抜く力!マルチメディアの学習法
・「聞く」だけで情報をインプットしようとするとワーキングメモリーがパンクするものでも、「見る」も使ってインプットすると、情報処理の負荷が分散でき、ワーキングメモリーをより効率的に使える。「読む」「聞く」「見る」は、どれが一番効果的というより、どのようにミックスさせるかが重要。
○脳に焼きつく記憶メソッド
・一度インプットしたものを、自分の頭だけを使って関連した記憶を脳から取り出す「リトリーバル」をこまめにできるよう意識すれば、自分の好みのインプット法をより効果的なものにバージョンアップさせることができる。
・書き写しは、まず記憶に残したい内容を小さなユニットに分け、ユニット単位で脳にインプットし、テキストから目を離してインプットした内容を書き写ししていく、というインプット&ノールックを繰り返すと、リトリーバル効果は上がる。
○インプットの質を上げるモチベーション管理
・ひとたび外発的な報酬にやる気を感じてしまうと、それまでの内発的なやる気が脅かされ、それが続くと心や体に悪影響が出る。外発的な報酬や罰則は現代社会では完全に避けることはできないので、意識して内発的な動機づけを維持したい。
・インプットの継続にはモチベーションの維持が必要で、「つながり」「できる感」「自分から感」の三大欲求を満たす必要がある。具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achivable)、関連(Related)、時間制約(Time-bound)のSMART目標の達成を考えるのが効果的。
○AI時代の情報の見分け方
・インプットする情報を探す際、毎回時間と労力を十分にかけ、完全に真偽を確認するのは現実的には難しいので、「目的設定」で自分の最終的な目的を改めて確認し、どの程度の情報評価が必要か、情報収集にどれくらいの時間を割けるのかを考える必要がある。
・まずは「書いた人物」「文献」「日付」「発信元」で情報の信憑性をチェックし、根拠のない断言や脅しや煽り、誇張といった「過激表現」に注意しながら、主張の根拠の出どころ、タイトルや見出しと内容が合っているかを確認する。他の人の評価も確認する。
・裏付けチェックは、賛否の意見分布をチェックするのが基本。生成AIツールを使って調べるのもおすすめ。賛否両論あって真偽がわからない可能性を受け入れる。反対意見の信憑性を認めた上で、決着がついていないようであれば、そのことを知ること自体も有意義なインプットになる。 -
インプットした情報を忘れないように記憶するには?読書や資料を読む際に効率的な方法を解説した一冊。いくつかの手法が推奨されていますが、個人的には本を読みながら、また読んだ後に要点を思い出すような手法が一番取り入れやすいかなと思いました。実践しよう。動画視聴の学び、AIの使い方などの言及もあって参考になりました。
著者プロフィール
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