推理系女子の探偵試験 夜挽理の殺人への傾向と対策2

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866970752

作品紹介・あらすじ

問 遺体に刻まれた傷痕に隠された法則を120文字で述べよーー

どんな難事件も、試験問題にすることで解き明かしてしまう天才理系少女・夜挽 理(やびき まこと)。彼女は10年前に両親を殺した犯人を追い続けていた。

そんな中、まるで笑っているかのように口を切り裂かれた遺体が発見された。それは理の両親の遺体につけられた傷痕と同じものだった。

果たして今回の事件の犯人は、10年前と同一犯なのか。血塗られた記憶を辿り、理は事件に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。
    どんな難事件でも、試験問題にする事で解き明かしてしまう天才理系少女・夜挽 理(やびき まこと)。
    今回は、まるで笑っているかの様に、口を切り裂かれた遺体が連続で発見される。
    そして、それは理兄弟の両親の遺体の傷と同じものであった。
    今回の事件の犯人は、あの忌わしい10年前の事件と、同じ犯人なのか?
    恐怖を乗り越え、深まる謎に理が挑む。

  • 解けない難問を自分へのテスト問題にすることで解けるようなる謎解き方法がフェルミ推定のようで面白かった。

    探偵としての決め台詞を兼ねた“120文字以内で述べよ”が本当に120文字きっちりで原作者の凄みを感じた。

    トリックの種を見つけやすくするための役割として主人公の助手的な位置付けの刑事が息詰まると短歌を言うようになる設定が良かった。

  •  1巻2巻同時発売だったのは・・・今巻で完結だったからか。
     ・・・なら上下巻にした方が分かり易かった気がするのになぁ。
     普段なら買うのをためらっているうちに店頭から無くなっているパターンだったよ。

     1巻ラストからの事件は短めで、最後の事件メインで語られる。
     ちょっと無理が感じられたのは、予定より早く最終回になってしまったとかの理由かしらと邪推。

     犯人が死体に残したメッセージを試験という形にして解き明かす流れは、割と好きだった。
     事件をいちいち理系理論に変換するのも厳しい部分もあるのかもしれないが、またネタがたまったら読みたいシリーズ。

     内容についてほとんど語っていないが、ミステリだからね。
     妖怪の仕業っぽい事件と、死体の口を刻む猟奇系。

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原作:伏見和真/漫画:カガミツキの作品

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