【小説23巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身2」

著者 :
  • TOブックス
4.32
  • (67)
  • (47)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 683
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866990019

作品紹介・あらすじ

2020年4月よりTVアニメ第二部放送開始!シリーズ累計300万部突破!(電子書籍を含む)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第五部、女神の化身第2巻。通算して23冊目になる。

    プロローグではフェルディナンド視点で、短編ではジルヴェスター視点で、貴族院からの頭の痛い報告書を読む保護者ら。前は3人集まって頭を痛めていたけど、フェルディナンドがいなくなり、それぞれで抱え込むことになって頭痛もますます酷くなりますね。。笑
    表紙は嫁取りディッター。自分をかけて、再びダンケルフェルガーとの勝負に挑む!

    今巻はけっこう盛りだくさんだった。
    王族と一緒に、図書館に秘められた地下書庫に入って貴重な資料を確認していったり、
    神々の加護と祈りの関係を調べるダンケルフェルガーとの共同研究に、他の領地のみからず王族も巻き込んでしまったり、
    余った魔力はちゃっかり図書館に持って帰って魔力補充に使ったり…
    などなどしているうちに、後半は急展開。

    ダンケルフェルガーとのお茶会で、思いの外強引に、今の婚姻は破棄して第一夫人として嫁に来いと上からの求婚をするダンケルフェルガーのレスティラウト。
    大領地の資金力、フットワークの軽さや柔軟性、新しい技術の重要性の認識。そして長い歴史斗蓄積されてきた本や資料の数々!!
    これでもかと餌を撒かれるも、……いやいや!家族もおるし、職人らも守らないといけないし、自分の図書館もあるし!!とキッパリ断りを入れる。ここで、婚約者のヴィルフリートの名前すら浮かばないあたり、二人の絆はやなり希薄である。
    体育会系のダンケルフェルガーからは、それなら嫁取りディッターで勝負だと申し込まれ、逃げ道を塞がれる。しかしローゼマインは臆することなく、「エーレンフェストが買ったら、ハンネローネをヴィルフリートの第二夫人に」という条件をつける。
    普通は領主候補生が一人で決められる案件ではないはずなのに、受けてたったレスティラウト。
    明らかな実力差があるわけだが、エーレンフェストに勝算はあるのか?

    このディッター勝負、面白いよね。なんでもありすぎて、死ぬがな!というくらいの危険性もあり。。。宝となったローゼマインとハンネローレ。彼女たちの行動が勝敗を分けることに!まさかの恋のフラグもたってびっくり!(やめといた方が…!)

    ダンケルフェルガーは強引だけど、なんか嫌いにはなれない。むしろけっこうそのノリが好きだ。意外に暴走娘のローゼマインにも合うかもしれないよね?笑

  • ローゼマイン貴族院3年目の話。

    フェルディナンドがいなくなり、トラブルのスケールがますます大きく。
    王族がどんと表に出てきて、次のステージに上がった感じ。

    恋愛、と呼ぶには微妙なものの、男女関係の話が増え、学年が上がってきた感。

    ひとつだけ、純粋に恋愛と呼べるシーンは意外な展開で、ほほえましかった。

    毎年のことながら、貴族院からの報告書を読む番外編には、笑ってしまう。
    今年は特に、ものごとのエスカレートの度合いが高く、フロレンツィアが目を回すのも納得。

  • 何のためにそなたに図書館を与えたと思っているのか?とフェルディナンドが泣いちゃうよローゼマイン!

    地下書庫の秘密?王族を巻き込んだ奉納式?嫁取りディッター?話題多すぎ!

    レスティラウトは政変後に他領からの嫁入りが減ってしまって、ダンケルフェルガーの人としか関わらなかったから、あんな不器用な言い方しかできないんだろうなぁ~。いや、俺様ちっくな性格的なものも大分あるかもしれないけど…。

    意見をハッキリキッパリ主張するローゼマインに対して、良いな、より生意気な…!!の方が強かったのだろう。
    けど、奉納舞でモデルとしての美しさに気付いて改めて評価してみたら、引っ込み思案な妹(押さえつけてる自覚ナシ)より対等に話せるし、魔力も成績も優秀だし、ディッター強いし(笑)、あれ、意外と結婚したらやりやすいし領地のためになるし、描きがいがあるし良いんじゃ?
    ってなったんだろうなぁ…。
    側近の方が主のことを理解してる。
    コルネリウスの気障さを見習ったほうがいいよ!(おそらく数年後に本になるはず)(笑)

    でも基本的に文学少女(?)のローゼマインは、乱暴だったりオラオラ無理強いする脳筋の男の人は苦手だから、普通に告白しても伝わらないか断られそうだから、ある意味プレゼン方式告白であってたのかもしれない。

  • 王族も交えての奉納式を行うことになる神殿長のローゼマイン。という大イベントもあったけれど、やっぱり嫁取りディッターにつきますね。

    そしてなによりヴィルフリートの手を取るハンネローネ。
    ハンネローネがエーレンフェストにお嫁に来ちゃったら、ローゼマインは喜んで第一夫人の座を譲って、第二夫人のほうが心置きなく図書館に籠もっていられる!と喜んでしまうんだろうな〜と思えてしまう展開ですよね。

  • ローゼマインの暴走は止まる様子がありませんね。むしろ度合いを増してるような…奉納式も嫁取りディッターも読者としてはおもしろいですが巻き込まれる人たちは大変だろうなぁと思いながら読みました(笑)保護者の頭痛が手にとるようにわかります…。戦闘シーンは楽しいけどハラハラもしました。それとハンネローレとヴィルフリートの組み合わせはかわいくて和みますね。ハルトムートとクラリッサのふたりの暴走具合も好きです(笑)

  • 今回は優秀な側近のお陰で、二冊続けて貴族院読めます。そして、どんどん王族と絡むローゼマイン。全員をたらし込む日も近いね~。あー、楽しい。意外なカップルも誕生しそうだし、本当にこのシリーズは読みふけっちゃいます。そろそろ既刊終わり見えてきたので、もっと大事に読めばいいのにって思うけど、登場人物なんか覚えてるうちに一気読みする方がやっぱり良いよね。うふふん。
    しかし、レスティラウトはディッター策略に長けているせいか、ローゼマインの誘惑が上手くて笑えた。揺れたな。

  • ジギスヴァルト視点だと確かにフェルディナンド、ローゼマインが怪しく見えるし、エーレンフェストが不遜に感じる
    でも誤解なのよ
    ローゼマインは恐ろしく本の事が第一だし、フェルディナンド様はできれば研究をずっとしていたいんだけど父上から託されたエーレンフェストをなんとかしたいだけだし
    周囲に傅かれて育った王族にはわからないだろうけど、中領地並の面積を持ちながら貴族の数も意識も地理的にも不利で下位領地並の実力しかない中にローゼマインというイレギュラーによる齟齬をなんとか収めようとしているだけなんだけど、わからないでしょうねぇ


    領主候補生が図書館に足を運ばないという風潮
    これって歪められてきた歴史なんだろうな
    多分、領主一族が図書館に行くと、簒奪を疑われた時代があったんだと思う


    「フェルディナンドが研究できるようになったら、騎獣に資料を詰め込んでアーレンスバッハに乗り付けたい」というローゼマイン
    これは一体何の前振りなんですかーニヤニヤ
    まさか、「敵に回しても」発言同様にこれがああなるとはねぇ



    奉納舞練習の魔石電飾
    他領視点では幻想的に見えたんでしょうね
    従兄弟会でディートリンデの申し出の意識の違いはそんなところから来てるんだと思う
    レスティラウトも何枚も絵を描いてたし
    でも、ヴィルフリート、シャルロッテは厄介事だと思っているんですよね


    「ディッターをして儀式に参加しないか?」と誘うダンケルフェルガー
    鬼滅の刃か?w

    レスティラウトの求婚もそんな雰囲気を感じる

    嫁取りディッターで、追い詰められても手を取らなかったローゼマインと手を取ったハンネローレの対比
    後にハンネローレが厳しい立場になるわけだけれども、この時点では策士としての評価なんだよなぁ

    ってか、ローゼマインが激マズ回復薬を飲んだ反応を服毒と勘違いして傷つくレスティラウト
    自決する程まで自分と結婚するのが嫌と思ったらそりゃぁショックよな

    レスティラウトのアナスタージウスへの態度
    そしてハンネローレの描写
    ジークリンデの思考
    ダンケルフェルガーはディッターを神事と見做し始めているんだよな
    もしかして、ディッターは相撲と同じようなものではなかろうか?
    元々は本物のディッターのように力比べにより何かを決めるためのもの
    神々がやっている季節の巡りもディッターの可能性があったりする?
    それを模しているのは嫁取り、嫁盗りディッターとか?
    神へ奉納する儀式として宝取りディッターが行われていた可能性があるな
    それが奉納の意義が薄れて競技としてのみ注目されるようになったとか?

  •  多分再読6回目。今回気がついたのは、P362「王族に対して条件を付けることが信じられない」というジギスヴァルト王子の考え。

     うーん、お坊ちゃんな甘い考えをこんなところで出していたか。が、ここで、ヴィルフリートとの妙な共通点に今回気がついた。
     早々と父の後継者に決まり、周りの意見を聞いても楽天的な解釈しか出来ず、ローゼマインに振り回される。政治的に重要な事にも、世界の根幹を為す本にも興味を示さない。理解していないのだろうが。
     意図して似た人物を主人公の婚約者にしようと作者がしているのか?要領の良い者は逃げてしまうことを表しているのか。深読みしすぎ?

  • 今回はハンネローレ様のお当番会。かなりヒロインしていて素晴らしかった。このままローゼマインとペアになってもいいじゃないかとも思う。それにしてもこれだけキャラクターがいて、それぞれキャラが立っているのはすごい。

  • 本に埋もれて死んでしまったマインは、魔術はあるけど本のない異世界へ転生してしまう。
    虚弱体質で一人では何も出来なかったマインが、「本がなければ作ればいい」と決意。
    本作りのみならず、本を領地内外に広げ図書館都市を作ることを夢みて家族や仲間とともに奮闘する。
    何よりも本を愛する少女の物語♪
    .
    ファンタジーに興味がない方にも、一度読んで頂きたいシリーズです。

全33件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

香月美夜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×