ティアムーン帝国物語4 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
- TOブックス (2020年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866990057
作品紹介・あらすじ
累計10万部突破!舞台化決定!!大絶賛・歴史改変ファンタジー第4巻!
感想・レビュー・書評
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ミーアは自分ファーストと銘打たれているが、帝国の叡智という程じゃなくても、まあまあ人のことを考えられて思いやりもあって、それなりの手も打てるいい姫様だよ。学園の校長招聘や船遊びの話だが、裏でいろいろなことが暗躍している。それも上手い具合に行っちゃうんだよね。爽快。そうそう、貴族の特権主義に凝り固まったエメラルダだけど、はやくミーアに染まって改心するといいね。
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やること全てが神の一手。そんなミーア姫の冒険譚を愛でる本。いいのでは。
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4巻目は勢いに欠けるが、次が何か起こりそうで、それなりに笑える。今までのファンは読み続けるのだろう。私も読んでしまった。
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相変わらずのミーア姫。でも、そこがいい。だって彼女は、周りを幸せにしているんだから。この調子でどこまでも突っ走ってほしいものですよ。
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【読書メモ】
今回は、
・飢饉対策のためなんとして学園を開校したいミーアが学長問題で国に戻る
・エメラルダの誘いにのって無人島でのバカンスのはずが暴風雨の直撃を受け
といった内容
第2部は2冊で終わらず
意味ありげな無人島でミーアは何を見るのか
いまだ消えない革命の芽、この無人島での行動がどう影響を与えるのか
ガヌドスとエメラルダははたして敵か味方か
友人たちとのワイガヤバカンスは楽しいし、物語展開も複雑に絡み合いなかなかに興味深い
それになにより、小心者だけど心優しいミーアとその優しさを引き継いだベルのがんばりにほっこりできてよかった
【以下再読のための備忘】
・潤滑油……どころか、摩擦係数がマイナスになって、空の彼方にすっ飛んでいきそうなぐらいのい勢い
・「もしも勉強をさせてもらえるならば、私だったら、どれだけ厳しくっても頑張ります。学ぶことのできる環境を与えられて頑張れないなんて、贅沢な話だと思います」
・「だから、ミーアさま、どうぞあまり気負わないでください。ミーアさまであれば、私はどんな問題でも解決できるって信じていますけど、でも、もしもどうにもならなくなったら、逃げてしまえばいいんです。私はいついかなる時でも、たとえ地の果てであろうと、ミーアさまについていきますから」
・「断頭台よりはマシ」それは、魔法の言葉だ。
・そう、ミーアは信じることにしたのだ。エメラルダのポンコツが・・・・・・サフィアスを大きく上回るということを。
・実に甘い!ミーアが見たら、待遇のあまりの違いに抗議しかねない光景である!