水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編 (I)

  • TOブックス (2021年3月10日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784866991689

作品紹介・あらすじ

最強水魔法使いの気ままな冒険譚、開幕!最強水魔法使いの気ままな冒険譚!

感想・レビュー・書評

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  • 魔獣だけいる大陸の南部に転移した涼。水属性の魔法の能力を高めるだけに費やされる前半部は、一見退屈だが、それなりの理屈で段階を踏んでいっている。まあ、後の展開を考えると必要な部分なんだろう。海岸で給仕した剣士アベルについていって、北の魔の山を越えて、人の住む土地に向かうが、そこでの涼のボケとアベルのツッコミが結構愉快。ナイトレイ国に着いてからは、冒険者になってダンジョンに潜るとか、悪魔が急に現れるとか、なかなか面白い展開になりそうだ。女優のキーラ・ナイトレイに触れているところなんか、ほうほうという感じ。うんうん、あの人、無茶苦茶美人だったよな。

  • 著者初読。リョウの水属性魔法の成長過程は丁寧に描かれており、最初はなかなか読み進められなかった。世界観も緻密で、中央諸国の政治や文化の断片が巧みに織り込まれており、物語に厚みを加えています。一方、アベルとの関係性においては、リョウの冷淡さや突き放すような言動がやや引っかかりました。絡み方が人との距離感を分かっていないというか、相手の鷹揚さに甘えているようにも感じられ、アベルの真摯な思いに対する誠実な応答があればと願わずにはいられません。二人の関係性がどう発展していくのか、次巻での描写に注目しています。

  • 面白かった。

    異世界転生ファンタジーだけど、一部物理法則は地球と同じということで、地球に居た頃の知識を元に、独学で努力しながら魔法の鍛錬をして、あらゆる精度を上げつつ、スローライフというよりは異世界サバイバルライフを満喫している涼の生活は楽しい。

    コツコツと真面目に、壁にぶち当たりながらも、挫けず前向きに、時折問題を先送りしながら、日々過ごす涼は孤独だけどまったく寂しさはないようだ。
    アベルという遭難者を助けることで、亜大陸にたった一人の人間だったのが、人の社会へと混じりこんでいくことになってしまった。
    どこか浮き世離れした涼くんが、どんな冒険をしていくのか、どんな人と出会いどんな時間を過ごしていくのか楽しみだ。

  • 1人きりで試行錯誤して強くなっていくのが印象に残りました!

  • 転移してから20年くらいぼっちでスローライフを送ったあと、助けた人とともに割と楽に山を超えてる話。
    細けえことはいいんだよ、という所と、ちょっとした原子レベルな魔法の所とかが混在しつつ、人と会話するところのノリが好き。

  • 異世界転移物語。主人公が努力をして技を磨いて生きぬき、剣士と出会い、剣士の故郷に同行して行く内容であった。

  • アベルとリョウの掛け合いが楽しいですね、作者さんが言う通りだんだんと世界が広がっていく感覚がとても気持ち良いです。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。早稲田大学第一文学部を卒業後、外資系コンサル、教員、社長として務め、キャリアを積んできた。

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