いえのなかと いえのそとで

制作 : 柳田 邦男 
  • 廣済堂あかつき
3.68
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本棚登録 : 149
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867020593

感想・レビュー・書評

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  • 新型コロナウィルスとロックダウンを考える絵本です
    みんなのために 病院で必死に働く人々

    疲れ切った姿 そばにいられない寂しいお別れ

    健康な人たちも じっと家に籠りました

    笑ったり 心配したり 落ち込んだり

    みんながみんなの命を守るために
    じっと 辛抱して

    家の中で 少し大きくなった子供たちが

    元気に遊べる日がはやくきますように

  • いえのそとにいた人たちが、ある日いえの中から出なくなりました。みんなの生活も、外の世界も、かわってしまいました……。

    コロナ禍の今だからこそ、という絵本。初めから終わりまで、ずっと登場する黒ネコがかわいくて良いアクセントになっている。コロナ禍でも外で働く人々や、特に医療従事者を丁寧に描いている場面は目を引く。さまざまな変化を描いているけれど、決してマイナスの印象を与えないのがすばらしいなと思った。コロナ禍で不安を感じている子どもが読んで、今のわたしたちだね、と笑顔になってくれそうな1冊。

  • 新型コロナウィルスにより、世界中が大きく変わりました。外に出て、人と会ったりおしゃべりしたりということを避け、家の中にこもる生活になりました。家の中で工夫して過ごす人、外でみんなのために働く人…。コロナウィルスの終息への希望を伝える絵本。
    (YA担当/なこ)

  • コロナ禍のことが描かれているが、悲観的でない
    読み聞かせにも良い

    2022絵本50

  •  コロナ禍での人々の暮らし。家の中に閉じこもる人々。外で働かなくてはいけない人々。みんなが「春」を待っている。レウィン・ファム・作、横山和江・訳、柳田邦男・解説、2021.3発行。

  • コロナで変ってしまった世界。みんなに会える世界に戻ることを心待ちにしている状況を鮮やかに描いている。

  • 後書きを読んでコロナの事だと分かった。

  • K
    4歳0カ月

    私が涙が出てきた。

  • コロナ禍のおはなし

  • 今はまだ話が通じるかもしれない。
    でも、数年経つとどうだろう。
    何のことか分からない話になっているのか、毎度おなじみの特別なことではない話になっているのか。
    コロナに関しては、特定の国以外はもうこんな状況にしないのだろうと思う。
    また別の感染症が出てきてしまえば別だけど…。
    この話が、「何を言ってるのかわからない」という未来が来た方いいのだろう。
    その時にはこの本は忘れ去られてしまうだろうけど。

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著者プロフィール

小さいころは、ぜったいにバレリーナになりたくて、両親にたのみこみ、バレエ教室にかよう。ところが、ヴァンピリーナにまけないほどおしゃれ好きだったためか、ほどなくしてバレエからはなれた。それでも、バレリーナになっていた自分をつい想像してしまう。主な作品に、『おねえさんといもうと』、『うたうのだいすき』(ともに小峰書店)『アラスカの小さな家族 バラードクリークのポー』(講談社)などがある。夫と息子2人とともにサンフランシスコにすむ。
leuyenpham.com

「2017年 『ヴァンピリーナはバレリーナ わくわくのおとまり会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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