サイレント・ヴォイス 想いのこして跡をたどる (ことのは文庫)
- マイクロマガジン社 (2024年2月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867165331
作品紹介・あらすじ
私たちの仕事はただの掃除じゃない。故人が最後に遺した想いを、私たちは見つけ、遺族に伝える義務がある――。
柊つかさは、残留思念が視える異能の遺品整理士。遺品整理会社「メメント」に勤める彼女が許せないのは故人の想いを見過ごして無駄にすること。
怒り。悲しみ。後悔……遺品から伝わる声なき声を聴き、故人の想いを知った時、彼女は「死」の裏側にある真実へとたどり着く。
故人が伝えられなかった想いを個性豊かな「メメント」の仲間とともに届けるつかさ。だが、そんな彼女にも秘密があるようで……。
感想・レビュー・書評
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遺品整理士の柊つかさは、遺品に触れることで残留思念を感じることができる
つかさはただただ純粋に遺品から感じた亡くなった人の思いを残された人に伝えたい。時には依頼人の怒りをかってでも。
遺品から感じる「死」の「真実」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#NetGalley この世を去ってしまった人の思いを知ることはできない。
もう問いかけることはできないけれど、残された側のひとの思いが時には彼らの気持ちを台無しにしてしまうこともあるのだな…と、可能な限り伝えようと踏みとどまるつかさの信念に改めて教えられる思いがしました。
つかさも少々不器用ですが、自身の経験からくる真摯な願いを受け止めてくれる同僚や上司と出会えて、自覚以上に余裕が持てるようになってこれてるんじゃないかな。よかったね。
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