レタイトナイト1 (路草コミックス)

  • トゥーヴァージンズ (2024年5月8日発売)
4.44
  • (10)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・マンガ (202ページ) / ISBN・EAN: 9784867910085

作品紹介・あらすじ

海に挟まれたこの地には、4つの国があった。人々はその土地ごとに、さまざまな暮らしを送っていた。
北方の国レタイトの辺境の集落に住む少年・カンカンは最近、どうも納得がいかない。「自分の町の誰も買えないものを作るようなことは、なんかおかしい気がする」。
生活に苦しむ人々や、町に漂う閉塞感を感じていたカンカンはある日ふと、外の世界に出てみよう、と考えたのだった。
生きるための旅に出よう。力を持たざる者たちによる「居場所発見」ファンタジー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「ベルリンうわの空」の香川哲さんによる、素朴だけれど、しっかりとした世界観を持ったファンタジー。RPG的な。簡単な魔法ぐらいは学校で習うけれど、今いる世界が退屈でほかの世界を見てみたい主人公。一足先に他の街へと旅をはじめた主人公の叔父。といったところで、次巻以降の主人公の旅が気になる。

  • 香山さんの漫画を右開きで読めるのは嬉しい...

    1コマの端々までも見逃したくないと思っていたら、いつのまにかレタイトの世界におりました。
    食事って大事だよね( ◠‿◠ )と、あらためて。

  • フリスタ・マンガ特集から。表紙を見ただけだと、多分読む気にならないんだけど、初めから読むものとして購入したものだからこそ、出合えたと考えれば、それって素敵。数色刷りのカラーが実に良く考えられていて、ファンタジー世界に引き込むための細かい設定描写もとても巧み。これはもう、純粋に楽しめる高品質作品。続きも読みたくなりますわな。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

漫画やコンピューターゲームやエッセイなどを制作。『香山哲のファウスト1』が2013年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員推薦作品に入選。『心のクウェート』が2017年にアングレーム国際漫画祭オルタナティブ部門にノミネート。不可思議移住エッセイマンガ『ベルリンうわの空』が2021年に『このマンガがすごい! 2021』(宝島社)オトコ編10位にランクイン、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員会推薦作品に入選するなど、大きな話題に。著書に漫画の新連載計画を練る過程を描いた『香山哲のプロジェクト発酵記』『レタイトナイト』など。
https://kayamatetsu.com

「2025年 『スノードーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香山哲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×