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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784868010296
作品紹介・あらすじ
「人から褒められても素直に喜べない」「失敗をするのが怖い」「『私なんか』が口ぐせ」、そんなあなたは“謙遜さん”かも!?
――日本人の4人にひとりが謙遜さん!
本書では、エマ・ワトソンやマーガレット・サッチャー、ミシェル・オバマも公言している「インポスター症候群」を「謙遜さん」と表現して、その気質がある方も含めて、医師が徹底解説していきます。
【謙遜さんのチェックリスト】
・周囲から期待されるとプレッシャーを感じる
・気がつけば人を優先し、自分のことを後回しにしている
・自分の強みや得意なことを挙げるのが苦手
・毎日仕事や家事をしていても、もっと頑張らなければと思う
ひとつでも当てはまれば、あなたは「謙遜さん」かもしれません!
【脱謙遜さんの言い換えフレーズ】
✕「また失敗してる、できないやつだと思われていたらどうしよう……」
〇「失敗してもいいや。次はうまくいくといいな」
✕「みんなの意見と違ったらどうしよう……」
〇「もしかしたら私と同じ意見の人がいるかもしれない。もし違っても、いえた私はえらい」
✕「私の努力なんて、ほかの人に比べたら大したことないよ」
〇「今の私は、自分にとても集中して努力できてるな」
✕「あの人みたいになれたらいいのに……」
〇「私になれるのも、私しかいない。だから私は私でいいや」
【謙遜さんあるあるの解決法】
Q.ネガティブなことをついついいってしまう
A.ネガティブな発言のあとには、必ず自分を労う言葉かポジティブなことをつければOK
例:「私なんて全然ダメだ……」→「私なんて全然ダメだ……。でも今日も会社に行ってえらい、がんばってる!」
Q.上司からいわれたキツい一言が忘れられない
A.いわれたことを、いるもの・いらないものにわけて、いらないものはゴミ箱に捨てよう
例:上司「きみは積極性がなさすぎる! そんなんだから損をするんだ」→いるもの「積極的になってみよう」、いらないもの「損をする」。損をするかしないかは上司が決めることではない
「謙遜さん」が今すぐラクになるテクニックを大公開!!!
これからは自分を大切にしてあげよう――
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
「謙遜さん」とは海外で「インポスター(詐欺師、ペテン師の意)症候群」と呼ばれる傾向のある人を指しているとの事。
それを「謙遜さん」とこの本で呼ぶのは、日本の社会的・文化的な理由があるな…としみじみ思う。
日本では“謙遜は美徳”だ。同時に“出る杭は打たれる”
パントー・フランチェスコ『しあわせの処方箋(Tips)』( https://booklog.jp/item/1/4866676612 )で多く掲載されていた…「どうせ自分なんて……」という行き過ぎた謙遜…というか、自己肯定感が低いというか、内罰的過ぎるというか、な考えを持つ人に、自分を大切にする必要性を説く。
『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ然り。
90年代後半から「これからは“心の時代”」と言われ、心理学や精神医学が注目された。それは今は認知療法という手法をとるようになった。(※)
「謙遜さん」の認知の歪みを修正するための、やさしい言葉は、インナーチャイルドを癒すもののように感じた。
最も、この本には「謙遜さん」の思考の原因がどこにあるかを問題にしている本ではない。
認知行動療法の本だ。
ポジティブな気持ちになる「できたこと日記」をつける、タッピングを行う、といったセルフケアの方法も。
冒頭の「インポスター症候群」だが、海外では‘優秀で社会的にも成功しているのに自信が持てない。実力や実績は周囲から認められているにもかからわらず、自分の能力のなさがいつかバレるのではないかと常におそれている(p.7)’人の事らしい。
…確かに日本ないしこの本における「謙遜さん」とはニュアンスが少し異なる気がする。
※生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。
https://blog.tinect.jp/?p=87114 ( 2024/11/15 確認 )詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の悩みぴったりの本に出会いました。
毎日気疲れなのか疲れます…
まだまだ解決には至らないけど、繊細な性格かなと思っていたけど、謙遜さんだったみたいです。
もう少し自分を認めてみよう。。まずそこから。 -
自分をほめられない謙遜さん:
期待されると戸惑ってしまう・私なんてまだまだ
日本人の4人にひとり=インポスター症候群
ルールをアップデート
ラクに生きられる心得:
常に自己否定
行動を変える・他人の評価から自由になる・プレイべーとを大切にする
気持ちを切り替えるワザ:
言葉が世界をつくる
魔法の言葉
専用のほめ言葉・切り替え言葉がお守りに
身近な人とほめ合い→ほめ体質
自分を認める:
落ち込むこと≠悪
いい・悪いのものさしを手放す
自分の好きを基準
タッピングで癒す
幸せホルモン・セロトニン
私を受け入れ私を生きる -
自分を卵に例える
黄身は強みで自分を褒めるエライ!
白身は発展途上で伸びしろ
緊張したら心のシートベルトテクニックを使う
結論:小さなことでも自分を褒めるー! -
自己肯定感の低いタイミングで読んだこともあり、背中を押してくれる一冊になりました。
著者プロフィール
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