湖月訳源氏物語の世界 (I) (名場面でつづる『源氏物語』)

  • 花鳥社 (2024年5月15日発売)
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784868030010

作品紹介・あらすじ

NHKラジオ「古典講読」で話題!



『源氏物語』の名場面を、『湖月抄』をもとに読み解く。



『湖月抄』は、江戸時代の学者・北村季吟による、『源氏物語』を読むための定番の入門書。

明治時代に入っても広く読まれ続けて、森鷗外や樋口一葉、与謝野晶子も読んでいた。

本居宣長は『湖月抄』の解釈を批判しているが、それをもふまえて読むことで、『源氏物語』の古くて新しい魅力を味わう。



全6巻構成。第1巻では「桐壺」「帚木」「空蟬」「夕顔」「若紫」「末摘花」を読む。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • NHKラジオR2 古典講読で放送中の、名場面でつづる「源氏物語」のテキスト的な本。著者の島内景二先生には、この番組や放送大学の講座で源氏物語や平安日記文学についていろいろ教えてもらいました。古典を身近に感じることができて、とても感謝しています。番組の加賀美幸子さんの朗読に浸りながら読んで欲しい本です。古文の朗読って本当にイイですね。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1955年長崎県生

東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)

電気通信大学名誉教授

2020年4月から、NHKラジオ第2「古典講読・王朝日記の世界」を担当。2023年4月から、同「古典講読・日記文学をよむ」を担当。2024年4月からは、同「古典講読・名場面でつづる『源氏物語』」を担当。

主要著書
『新訳建礼門院右京大夫集』『新訳十六夜日記』『新訳うたたね』『新訳紫式部日記』『王朝日記の魅力』『新訳 蜻蛉日記上巻』『新訳 和泉式部日記』『新訳 更級日記』『和歌の黄昏 短歌の夜明け』(いずれも、花鳥社)、
『塚本邦雄』『竹山広』(コレクション日本歌人選。共に、笠間書院)
、『源氏物語の影響史』『柳沢吉保と江戸の夢』『心訳・鳥の空音』(いずれも、笠間書院)
、『北村季吟』『三島由紀夫』(共に、ミネルヴァ書房)
、『源氏物語に学ぶ十三の知恵』(NHK出版)、
『大和魂の精神史』『光源氏の人間関係』(共に、ウェッジ)
、『文豪の古典力』『中島敦「山月記伝説」の真実』(共に、文春新書)
、『源氏物語ものがたり』(新潮新書)、
『御伽草子の精神史』『源氏物語の話型学』『日本文学の眺望』(いずれも、ぺりかん社)、
歌集『夢の遺伝子』(短歌研究社)

「2025年 『湖月訳源氏物語の世界Ⅵ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島内景二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×