もしものせかい

  • 赤ちゃんとママ社
3.85
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本棚登録 : 2290
感想 : 155
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870141469

作品紹介・あらすじ

「やあおはよう とつぜんでもうしわけないんだけど ボク もしものせかいにいくことになりました----」
いつもいっしょのあの子がどこかへ行ってしまう。
どうして君なの どうして今なの?
大事なものを突然失ったとき、思いがけない別れが訪れたとき。
心にぽっかりと空いた穴は、どうやって埋めたらいいんだろう
なんども読み返したくなる優しい物語。
ヨシタケシンスケの新たな世界が広がる絵本!

感想・レビュー・書評

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  • そっか!
    自分だけのもう1つの世界。


    「やあおはよう。とつぜんでもうしわけないんだけど ボク もしものせかいにいくことになりました----」 いつもいっしょのあの子がどこかへ行ってしまう。 どうして君なの? どうして今なの? 大事なものを突然失ったとき、思いがけない別れが訪れたとき。 心にぽっかりと空いた穴は、どうやって埋めたらいいんだろう。 なんども読み返したくなる優しい物語。 ヨシタケシンスケの新たな世界が広がる絵本!

    著者について

    1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)、『ヨチヨチ父』(赤ちゃんとママ社)などがある。2児の父。

  • ちょっと寂しくなった
    でも、もしものせかい に行ったって分かっていたら寂しくないね

  • ふかい。ふかい。

  • もしものせかいと、いつものせかい。
    見た目は可愛くて、優しい言い回しで、子供が手に取っても読める絵本。
    だけど内容は、いろんな経験をしてきているからこそ刺さる、大人向けの、深くて考えさせられる内容でした。
    もしも…大切な何かをなくしても、わたしはいつもの世界を大切にしなければならない。もしもを考えてしまうこともあるし、悪いことじゃないけど、もしもに浸りたくなってしまったりもするけど、いつもの世界の時間は進んでいて、わたしにとってのいつもの世界は、何もしなくても膨らんでいく。
    もしもの世界のことを考えても、否定されない、でも優しく諭してくれるような…そういうところが、大人に「刺さる」のでは。

    子どもは、またわからないかもしれない。でも、ずーっと経ってから、昔読んだなぁなんて何年も手にしていなかった絵本をぱらりと開いた時、じんわりと、心に沁みていくかもしれない。その時のために、大切とっておこうかな、と思う絵本でした。


    2022.05.04再読しました。

  • あの時ああしていれば、と過去を後悔したり、この先ああなってしまうのでは、と未来を不安がる気持ちに対して、こんな風に考えたらちょっと楽に、前向きに、楽しくなるかもよ、と優しく教えてくれる本。
    理想と現実、どちらも大事。
    どちらも大事にして、ゆっくり、大きく育てていこう。
    あっという間に読めますが、滋養のある飲み物を飲んだような読後感。
    選んだ道も、選ばなかった道も、どちらも自分の中にあって、大切にしていきたいなと思えました。

  • 『理想と現実』をわかりやすいように
    言ってくれているだけで
    心にスッと入ってくる。。。
    どちらも大事にすればいい◎

  • くり返し読んだのですが
    意味がわからなかったです。

    赤ちゃんとママにはわかるのかしら??

    でもレビューを読むと
    泣いたという方もいて…

    自分はどうしたらいいのか
    わからないです。

  • もしも
    あれが うまくいってたら
    もしも
    あちらを えらんでいたら
    もしも

    説明が難しい抽象的なことを絵と文章で広げて、ぽとんと心に落としてくれる、またもや、やるなー、ヨシタケシンスケさん。
    もしもって、誰もが心の片隅にもってるもの。
    でも「もしも」って負の印象が大きいような。
    それを、前向きな気持ちにしてくれる。

    「もしものせかいが
    おおきいひとで あればあるほど、
    いつものせかいも おおきく
    ふくらませることが
    できるはずなんだ」

  • もしもの世界を、生きるためにとても必要としている人に、必要な絵本かもしれない。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    もしものせかいは、さわることはできない。
    けれど、いつもきみと一緒にいる。

    もしものせかいには、行くことはできない。
    けれど、そのせかいを膨らませることはデきるんだ。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    この絵本は極端に内容が刺さる方と、刺さらない方とに分かれるお話だなと思います。
    そしてわたしは「刺さらなかった」方でした。

    あまりにも刺さらなくて、☆をたくさんつけている方のレビューをいくつか読ませていただき、「ナルホド、そういう解釈をすると、響くのか…」と腑に落ちました。

    わたしにも「もしも○○していたら…」と何度も考えた経験はあります。
    もしものせかいに戻りたいと思ったことも、もちろんあります。
    けれどわたしはそこを抜け出し、「もしもの世界を考えていても、前には進めない。次どうするかを考えていこう」という方向へ舵をきりました。
    だからこそ、この絵本の内容はわたしには刺さらなかったのでしょう。

    ただ、他の方のレビューを読んでみて、どうしても行けないもしもの世界だからこそ、その世界は自分の好きなように想像ができて、その想像が生きる支えになる方もいる、ということを知りました。
    そしてその「もしも」は、後悔を続けて後ろ向きに生きるための世界ではなく、起きてほしい奇跡が起きないこの世の中を、なんとか生きるための支えとして「もしものせかい」を膨らませていこう、という考え方なのだなと思いました。

    自分にはこの本の内容は刺さらなかったので☆は1つにしましたが、それぞれの立場で読むと解釈がとても変わるお話だなと感じました。

  • 最近、親しかった親戚が亡くなったりと、風邪引いてどんよりしていたので読んでみました。
    あ、なるほど!と共感できる言葉に励まされました!
    「もしも…」がなかったら今の私もないんだなぁ〜と実感。
    たまに、ごはんを食べに行って〇〇定食か〇〇定食…悩んだ末、こっち!ってなったけど、
    あ~~こっちにすればよかった〜って悔やむことが度々あります(笑)が、
    この「もしも…」をこれからは大切に生きたいと思う1冊でした。

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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