グレアム・ヤング 毒殺日記

制作 : Anthony Holden  高橋 啓 
  • 飛鳥新社 (1997年5月発売)
3.33
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  • 本棚登録 :94
  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870312968

グレアム・ヤング 毒殺日記の感想・レビュー・書評

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  • 生まれながらにして犯罪に手を染める人間がいるとは思いたくない。
    けれど、もしかしたら実際にそういった種類の人間はいるのかもしれない。
    そんなふうに感じてしまう作品だった。
    グレアムの目的は殺すことではない。
    毒を投与し続けたときの症状や病状の経過など、いわば人間を使った毒の効果を確かめるための実験のようにも感じた。
    父親、継母、姉、親友、職場の上司、同僚など、彼の周囲にいた人たちが彼の実験台となっていった。
    最初の犠牲者となった継母は、グレアム自身の強い後押しで火葬にされ、重要な証拠となるはずの遺体は焼かれてしまう。
    身近な人間に毒を盛ったほうが観察しやすかったからでは・・・と作品の中では書かれていた。
    たぶんグレアムは人として大切な何かが壊れてしまっていたのだろう。
    その何かがいったいなんなのか、それすらも知らなかったのでは?とも思う。
    この「毒殺日記」を愛読し、卒業時には尊敬する人としてグレアムの名前を書いていた日本の少女が似たような事件を2005年に起こしている。
    実験対象となったのはやはり身近な家族だった。
    人によっては大きな影響を与えてしまう本なのだろう。
    グレアムの場合も、少女の場合も、事件を防ぐ機会は何度かあった。
    にもかかわらず、法の規制の隙間をすり抜けて事件は起きてしまった。
    少なからずグレアムのような人間がいることを前提として、彼らが安易に毒物を手に出来ないようにしなければならないと思う。

    【サイコパスとは?】
    他人に対する思いやりが欠けている。
    罪悪感も後悔の念もなく、社会の規範を犯す。
    人の期待を裏切り、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振る舞う。
    【犯罪心理学者ロバート・ヘアによる特徴】
    ・良心が異常に欠如している
    ・他社に冷淡で共感しない
    ・慢性的に平然と嘘をつく
    ・行動に対する責任がまったく取れない
    ・罪悪感が皆無
    ・自尊心が過大で自己中心的
    ・口が達者で表面的には魅力的

  • この本を読んでる人は大抵犯罪予備軍。要注意人物であります。

  • これは、昔、映画で観ました。ですが、映画(DVD)検索で出てこなかったので、本の方で登録をします。ですので、活字では読んでませんので、あしかあずって感じです。

    でも、非常にゾクゾクする映画だったと思います。B級映画って感じで、大きな映画館では上映されていませんでした。わざわざ観に行ったのを記憶しています。

    実話だったなんて、改めてビックリですが、最近、こういう映画を再度観たいって思うって事は、病んでるんでしょうか・・・f^_^;

  • イギリスの連続毒殺犯・グレアム・ヤングの生涯をつづった本。ヒトラーとウィリアム・パーマーを尊敬し、毒が人体に及ぼす作用に夢中になり、14歳から家族や友人や同僚、周囲の人間に毒を盛りまくる。捕まって病院に入れられてもなお盛り、何人もの犠牲者を出した。
    日本の10代にもいそうだなと思える趣味。殺人で名を成すことを夢見た男の異質さが秀逸に描かれている。

  • ¥105

  • 例の事件をきっかけに知って、
    ヤングと彼を崇拝した女の子について知りたかったから購入。

    うん、読み応えあり。
    凄く面白かったし、女の子が何故容疑を否認し続けてるのか書いてある。

    女の子は細部に亘って忠実だったんだね。

  • まったく、嫌な気持ちになる。13歳での初めての殺人から始まり、ただただ、周りの人間を毒殺していくのだ。人格障害?共感できるところなど、ひとつもなく、読まなければ良かったというのが正直な気持ち。

  • ちょっと期待はずれ。
    どんな期待か?って突っ込まれても困るけど。

  • ハヤリですから

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