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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870313712
感想・レビュー・書評
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とりあえず、公について思うところを書く。
「公」⇔「私」、「集」⇔「個」なのかと。「自分」という人間の中には少なからず公共心とか公共性といったものがあり、大江健三郎の言うように「私」から出発して「公」になるのは無理だと西部さんは言っている。それは勿論そう思う。加えて、「公」から出発しても「私」は導けないのではないかと。公と私は相反するものではなく、両者とも(強いて言えば集と個も)自分という人間の中に内在的に共存しているものだと思う。
自己を形成する上で「公」と「私」のバランスというか、どちらも自分が成り立っている上でかかせないものだということを知らなければならない。・・・・よくわからんが。
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