大山康晴の晩節

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870315426

作品紹介・あらすじ

空前絶後の戦績を誇り、45年の長期にわたってトップの座に君臨しながら、なぜか地味な印象につきまとわれた棋界の巨人。「棋士の思考は指し手に宿る」と信じる著者が、不世出の名人に肉迫し、その人間性の精髄を説き明かした雄渾の書き下し400枚。

感想・レビュー・書評

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  • これはすごい本。大山康晴を軸にさまざまな埋もれがちな人への愛惜溢れる項もあり、そしてそれらは大山康晴のすごさに収斂していく。

  • 個人的には升田のファンなので大山/升田が争っていた時代(といっても70年代以降ですが)には大山の将棋にはトンと興味が無かったが、最近なんとなく大山の将棋が気になっていた。
    書かれていることは大半今までにどこかで書かれていたようなことで知っていることが多かったが、やはり河口氏の語り口には引き込まれる。将棋素人の私でもぶよぶよした(もっといい表現が欲しい)棋風の将棋はホントに強いと思います。

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