夢をかなえるゾウ

著者 :
  • 飛鳥新社
4.01
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本棚登録 : 12560
レビュー : 2261
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318052

作品紹介・あらすじ

「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様"ガネーシャ"。成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。ベストセラー『ウケる技術』の著者が贈る、愛と笑いのファンタジー小説。

感想・レビュー・書評

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  •   「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」

    いっとき結構流行った本書、今さら感バクハツですが読んでみました。
    特に読みたかった訳ではないのですが、行きつけの図書館の新刊コーナーの一番目立つところに本書が鎮座していたので
      「これ、新刊じゃないやん、2007年発売やん、もう3巻もずっと前に出てるやん」
    と内心激しく突っ込みをいれながらも、その真新しい本に引き寄せられるように、気がついたら借りていました(笑)。

    本書の内容は「ドラえもんとのび太君」の関係を「コテコテの大阪弁をしゃべるインドの神さまガネーシャとそれなりの企業に勤めるもぱっとしない若手サラリーマン」という関係に置き換えた感じの小説仕立てのお話です。そしてガネーシャが出すのはもちろん秘密道具ではなく「自己啓発本やビジネス本に書いてあるような成功するためのコツ」を教えてくれるというものです。

    なるほど~、こういう本の作り方もあるのですね。勉強になります。

    ここに書いてあることは、「靴を磨く」とか「トイレを掃除する」などのちょっとスピリチュアルがかったことから、「まっすぐ帰宅する」「決めたことを続けるための環境を作る」など自己投資関係、そして「人が欲しがっているものを先取りする」「人の成功をサポートする」など直接ビジネスに関係するような話まで、いわゆる自己啓発本やビジネス本なら必ず書かれているようなことばかりです。
    それをガネーシャが出す課題という形にして面白おかしく描かれているのです。

    まったく期待していなかったけど、面白かったです(笑)。
    僕も以前は結構自己啓発本は読んでいましたが、それを実践できているかかどうかはちょっと疑問です(笑)。それでも20年以上も社会人をやっていると、このガネーシャが出す課題はいちいちもっともなものばかりです。
    それを実践できるか、できないかが人間、成功できるかできないかの分かれ道なんですね。
    この主人公のように、ガネーシャがコーチとして日頃から寝食をともにしてくれたら実現できるのでしょうが、普通の人にはこれだけのことを自分だけでしなければいけないのが辛いところです。

    僕が、この本を読んで思ったことと、20年以上の社会人としての経験を総合的に判断して得た結論は
      「好きこそものの上手なれ」
    ということですね。

    もし「これをやれば必ず成功する」と言われ、それがどんなに正しくて、大切なものでもあっても、自分がそれをやることが嫌いだったり、イヤイヤながらやっても絶対に身につくことはありませんし、成功することもないです。
    成功する人って、それが好きで、それを突き詰めたところに成功が降ってくるという感じなのではないでしょうか。

    ここからはちょっとネタバレになりますが、この本を「最後、この主人公はどうなるだろう」と手に汗握りながら読む人は少ないと思いますので、がっちり書いてしまいますね(笑)。

    結局、この主人公のサラリーマンも本当は建築関係の仕事をしたかったのに、会社の名前や世間体などで今の会社を選び、特に大きなモチベーションもなく働いていたのです。しかし、自分が本当にやりたいことを見つけ、会社で仕事をしながら勤務後に建築の勉強をし、最終的に建築家として成功するという話になっています。

    要するにそういうことなのです。
    自分がやりたいことを本当に自分の仕事にできている人って意外と少ないと思うんですよね。
    でも、これから僕たちが働かなくてはならない期間って必ず長くなっていくと思います。好きでもない仕事をずっと繰り返していかなければならないことほど辛いことはないでしょう。
    70歳になっても80歳になっても自分のやりたいことを仕事にできるっていう人は少ないかもしれませんが、それを目指して日々を生きて行くってことは素敵なことではないでしょうか。

    この本に書いてあることは、いずれも小さなきっかけにしかすぎないことばかりですが、今の就職活動をしている大学生や若手の社会人の人には何かと得ることがある本だと思います。
    また、巻末の参考文献リストにあげられている数々の本は、自己啓発本やビジネス書として古くから読まれている古典的名著ばかりですので、それを確認するためだけにこの本を手にしても良いと思います。

  • 今更ながら読んでみた。靴磨きやトイレ掃除が大事ってのはよく聞くけど、なぜ大事なのか初めて納得いく説明を得た。

  • ”Sさんを見舞いにいった際、駅前書店で購入。
    1章ずつ実践しながら読んでいたが、11章でストップ中 (090103現在)
    #天の邪鬼なのでブームの間は読まない(たぶん)
     そうこうしているうちに、テレビ番組になっているのはチラリと観た…。”

  • 自己啓発の初級本といった趣。読みやすい。だが感動できる話ではない。笑える話。笑いの部分も多いので、自己啓発のパロディかと思いきや、内容はまじめなようだ。何事にも感謝するってのは斉藤一人に似ている雰囲気。

  • 小説版の自己啓発本でベストセラーという情報が先にあって読みはじめました。
    すごく面白かった。学べました。購入したい本の1つになりました。
    もし子供がいたら、勧めていると思います。
    もう一度読みたい本です。ガネーシャのキャラクターが良かった。

  • なかなか良い神さまだ!

  • 読みやすい本だなという印象。
    やらなきゃって思うだけで具体的な行動に移さないなら意味ないよなぁ…くらいは思ったけど、特に心に刺さることもなく、ふんふんと思いながら読み終わった。
    そもそも自己啓発本があまり好きではないから、こういう内容を読んでもぐっと来ない。

  • 何度も読みたい本。簡単な言葉で書かれた、短い話が連なっていて、いつの間にか物語に吸い込まれていた。

  • しょーもない神様が語る、心に突き刺さるような何かを感じる本

    ……この本、目次が無いんだよね。
    目次読んじゃうと多分意味が無いかもしれない。

    とあることから一緒になった夢をかなえる神様から、教えを請うって筋書きで、どうしょうもない神様の言動に振り回されながらも、一点だけ各章ごとに大事な教えが入る。
    まぁ、でも序盤はどっかのビジネス書に書いてある話であまり面白みはない。むしろ、主人公がそれを実践して行き、徐々に変わっていく様を見ると、感情移入されてきて、気分がよくなる。このところのうまさはすごいなって思った。

    しかし、むしろこの本のすごさは、後半の「最後の課題」。
    これは何かを実践するとかいうLvではなく、多くの人が挫折しやすいポイントだったりする。これには心に突き刺さる何かを感じた。なかなか厳しいけれど、そうなのかもしれないね……夢をかなえる為のハウツーは、既にビジネス書として多数出ているし、ある程度わかってきている。心理学的にも、社会学的にも、あらゆる方面からアプローチしている。
    そこんとこが、うまく書けている本って少ないのだけど、それをストレートに出してきていると言う点で、この本はすげえなって思うんだ。

    その意味で、ベストセラーと言われるだけはあると思うんで、評価高め。

  • This is a book recommended by my boss.
    I still remember my boss who enjoys talking about himself reading this book.

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著者プロフィール

水野敬也
愛知県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる!』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『ウケる技術』『四つ話のクローバー』『雨の日も、晴れ男』『大金星』ほか、作画・鉄拳の作品に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』がある。恋愛体育教師・水野愛也としての著書に『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、またDVD作品『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本や、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手がけるなど活動は多岐にわたる。

「2017年 『仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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