あふれそうなプール 1 (HUG文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318106

感想・レビュー・書評

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  • 夏の匂いがする。カナカナの声とか切なくなる。

    特筆すべきは、sexシーン。当事者たちを描かず、ベッドの描写だけでそれを表現した作者が今だかつていただろうか?むしろエロス増し。…そういやエヴァでも事後を匂わすベッドシーンあったな…夕方放送のアニメとは思えない。

  • 何というか、受けがとにかくエロいです。作中「エロうさぎちゃん」という呼び名がありますがまさにという感じ。胸の内にあふれそうなプールを波立たせてギリギリで尖がってるので、追い詰めたい攻めの気持ちが痛いほどよく分かる…。

  • 今思えばあれは疑似恋愛、って分かるが、思春期の、あの、相手は同性なのに理屈なく惹かれてしまう、異性に向けるのととてもよく似た感情(恋情かなぁ)ってやつを、紙面に描き記してしまうんだからな、漫画って凄い。恋と愛と性が分離していて、全てが一度に相手に向かって行く時もあれば、それぞればらばらな時もある、そう言う複雑な内面をくどくど語らない手法で絶妙に表現してある作品だ。

  • 我が心の名作BL。ボーイズラブ、なんて今ドキの言語で安易にカテゴライズしてしまうのもはばかられるほど硬派な男同士の境界線ギリギリな情愛を描いた石原BLの代表作。といっても決して過言じゃないと思う。以前にビブロスから出ていた同名タイトルの文庫復刻版ゆえコミックス2巻分がまるっと一冊に収録されてて値段のわりにはお得。とはいえ表紙に比べて中の絵はかなり古いのでジャケ買いの際はご注意。でも私的に石原さんの絵は現在のものよりこの頃のが色気あって好きかも? うっかりさわったら切れそうなナイフの攻撃的な鋭利さではなく、軽々しく触れることすらためらわれる美しい日本刀のように清廉な二人の少年が互いの想いをぶつけ合うさまは時に激しく直情的で、時に相手との間合いを推し量りつつ薄氷を踏むような危うさ。そのギリギリの緊迫感と紙一重の駆け引きがなんともスリリング。
    石原メンズは年齢や受攻を問わず潔くて背筋が伸びてて男前なのがたまらない。なおかつ攻には攻の、受には受の、男としての絶対的な意地とプライドと色気がある。さらに余裕もあって冷静沈着、かと思いきや情熱的でワイルドな木津の食えない男くささとか、あれで高1はサギだろ!!と読んでてたまにツッコみたくもなるけどw 『環境が人を育てる』とは言ったもので、彼の境遇を考えると一足飛びで大人にならなければならなかったのも無理からぬことなのかなーと思わないでもない。にしても、齢16にしてあの堂に入った男っぷりはすごすぎる…。そんな木津となんの因果か強く惹かれ合う入谷もまた、繊細さと芯の強さを併せ持った強気美人でここぞという時の度胸と啖呵と気風の良さがすがすがしい男前。なのに天然で色っぽいというか、物憂げなまなざしと左目の泣きボクロがとてつもなくエロい…! あんな無自覚フェロモンたれ流しじゃ、見るからにSな木津が何くれとなくちょっかいかけて追い詰めたくなるのもそら無理ないわなw だけどそれはあくまでも入谷鉄央という男に惚れてるからで、貪欲に入谷を欲する木津は強引で目に見えて優しくはないけど良くも悪くも情が深い。恋と呼ぶには激しすぎる熱情。ある種ハードボイルドに近いストイックさと露骨でないからこそのエロス、それこそが石原さんの真骨頂だと私的に思う次第。
    しかして硬派な絵柄とアウトローな作風が苦手という方もいらっしゃるでしょうが、水さえ合えばあっという間にどっぷりハマってしまう石原ワールド。ついでにこの文庫版は既読のプールファンにもうれしい、全3巻すべてに本編終了数年後の二人の描き下ろしショートつき。これは買いです! カッコいい男同士のガチンコラブをお求めの方には全身全霊をもっておすすめ。

  • 【あらすじ】


    【感想】
    全3巻。評価は総合です。
    絵が少し古いですが(表紙と比較して)、面白かったです。

  • 石原さんの描く人間はみんなカッコイイ。
    外見だけじゃなくて中身も。

  • 巻数が少なく済んで尚かつ整理しやすいためつい買ってしまう文庫本漫画。主人公が男前で、ちゃんと男ということにプライドを持っているので読んでいて気持ちが良い。主人公と友人良太のやり取りがとても良かった。二人のお話だけでも十分読み応えがある。

  • 11月23日購入<BR><BR>
    面白かったけど読みにくかった。コマとかセリフの意味がわかんなかったところがちらほら…わたしがアホなのか(笑。90年代のマンガだなあというかんじ。

  • これは文庫版。

  • 石原理さんの書くBL本。
    石原さんの書く、大人にならなくてはならなかった青年が大好きです。
    この本にも出てきます。
    そんな青年と、まっすぐな青年との恋。

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著者プロフィール

1954年東京生まれ。群馬大学医学部卒業。東京大学医学部産科婦人科、ロンドン大学ハマースミス病院などを経て、埼玉医科大学医学部産科婦人科教授。学生・医師の教育と生殖医療の現場に携わりながら、医療のあり方についての研究・フィールドワークを行う

「2016年 『生殖医療の衝撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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