• Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318823

感想・レビュー・書評

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  • お菓子箱といっても、かなり大人でビター。
    苦い味がいつまでも残ってしまうものものもあるので、寝る前に読むと消化不良を起こす危険アリ。
    谷崎潤一郎の一編が甘いお菓子的ですんなり読めました。

  • 様々な作者の短編をお菓子に見立てて紹介。
    柔らかなイラストもあって素敵。

    特に興味を惹かれたもの

    『魚の李太白』
    『僕の帽子のお話』
    『一つのメルヘン』
    『片腕』
    『雨の中の噴水』
    『幸福』

  • 玉石混淆というか好みのもんだいでしょうが…。
    谷崎潤一郎の「魚の李太白」と小川未明の「月箭野メルヘン」が好き
    あとはうーん好みじゃない

  • 谷崎潤一郎「魚の李太白」、川端康成「片腕」、中島敦「幸福」、有島武郎「僕の帽子のお話」など15の物語の詰め合わせアンソロジー。
    お菓子箱とは謳っているものの、甘ったるい作品というよりかなり奇妙なテイストの物語が多くて、どれも読んでて面白かったです。

  • 谷崎、川端、三島から小川洋子さんまで、15人の作家の15の物語。
    可愛らしい話で、小川未明さんのあたりで菓子というよりあったかいココアを飲んだように、胸の中がほっこりと暖かくなったのですが…それ以降、菓子と言うよりつまみ系とか苦みや臭みのある大人向けにシフト…って、これ菓子か?!
    面白かったんですけど、菓子の本のタイトルにものっすごい違和感がですね。

  • 有名作家の味見がしたくて手を伸ばした。谷崎潤一郎と中島敦と吉行淳之介はもうちょっと読んでみよう。
    川端康成は改めてほんとうにきもいし三島由紀夫はイメージより爽やかだった。

  • カラフルで贅沢なタルト、新鮮な衝撃のボンボンショコラ・・・
    日本の作家15人による、物語のお菓子箱。


    甘い砂糖菓子のような童話を想像していたのだけれど、摩訶不思議でスパイシーな話が多かった。
    腕だけでエロチシズムを想像させる川端康成の「片腕」や、郷愁感が漂う小川洋子の「ギブスを売る人」などが印象深かった。

  • 本のタイトルを考えない方が良いのが、ちょい勿体無い。けど、新旧様々な話が読めるいい短篇集だと思います。

  • 日本の作家15人による短編集。

    私が特にいいなと思ったのは、

    ・「僕の帽子のお話」 有島武郎
    ・「雨のなかの噴水」三島由紀夫
    ・「ボッコちゃん」星新一

    僕の帽子のお話は、かわいらしい話でほんわかし、

    雨の中の噴水は、粋がった男性のかっこ悪いオチに大爆笑。

    ボッコちゃんは、こんなブラックジョークな話だとは思ってなかったので、衝撃を受けました。

    そもそもこの本を買ったのは、大好きな小川洋子先生の名前が入っていたからなのですが、残念ながら「ギブスを売る人」はハマりませんした。

  • お菓子らしいかはともかく、珠玉のアンソロジーだった。

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著者プロフィール

明治十九年(一八八六)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治四十三年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。『痴人の愛』『卍(まんじ)』『春琴抄』『細雪』『少将滋幹の母』『鍵』など、豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和四十年(一九六五)七月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和二十四年には、第八回文化勲章を受けた。昭和三十九年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。

「2018年 『父より娘へ 谷崎潤一郎書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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