恋情に濡れる夜 (Hug NOVELS文庫)

著者 : 音理雄

• メディエイション (2008年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kdhitujiさんの感想 · 2011年8月30日]

音理雄氏の作品は、特に主人公の心情を丁寧に丁寧に積み重ねて行くことで読み手が深く感情移入して、いっしょに心を揺さぶられていきます。この作品の場合、主人公と同じ視線で理解不能な名村を追いかけ、問いかけ、ぐるぐるして、主人公の吉野と同じように切なさやもどかしさ、喜びを味わいました。
だんだんと名村の本心や過去の顛末が見えてくるのも嬉しかったです。

[yayayaさんの感想 · 2009年2月3日]

こういう俺様な攻め、きらいじゃないです。私。