今日も、北京てなもんや暮らし

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870319134

感想・レビュー・書評

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  • これから北京に数年間行くことを予定しているが、読めば読むほど色々面倒くさいなと感じる。。

    筆者も文中に書いているが、15%程度の良い中国人という存在があの国に引きつけられる理由なんじゃないかなと勝手に推測。

    郵便局でだまされて高額の郵便代を払ったことを、後になって局長から個人的に補填してもらった行は、自分が上海に短期滞在していたとき、滞在ビザ延長で語学学校の書類の日付が間違っていたために、必要な日程分延長できず、再延長をした時にかかった金額を個人的に補填して貰ったことを思い出す。また北京に旅行中、だましたのも中国人、そこから助けてくれたのも中国人というのが自分にって印象的だったことも思い出す。

    ・”反日を叫んでいた人は今はカンフールで反仏を叫んでいるだろう。自分が本当は何に対して叫びたいのか知るのが怖くて、うつろな目で”

  • てなもんや商社の切れ味からみれば
    かなり ポテンシャルが落ちている。
    雑記 のようなもの。

    海外保険金 についてのたかりのこと。
    郵便局の グルになっての 犯罪。
    考えられないような できごと。

    中国には へんなルールができている。
    みんなでわたれば こわなくない。
    自分で 語り過ぎ。
    もっと、人に語らせると いい作品になるのかも。
    でも、限界がありそう。

    一貧二白。
    泥棒村、乞食村、密輸村、
    官僚の賭博ツアー

    北京オリンピックの収支計算
    脳内偽装黒字
    サニーサイドアップ。

    おもしろいが、もっと本質論がほしいなぁ。

  • 中国滞在の長い著者による、中国斬り。
    独断による北京オリンピックの採算が笑える。
    たしかに、あんなに広い国を統治しようと思ったら、国民はある程度以上賢くあっては無理なんだなぁ・・
    本当に、広すぎる!

  • 中国社会の闇ではかなり恐ろしい中国の実態もサラリと書いている。
    あまり鵜呑みにすると絶対に中国には行きたくないと思うかも。
    一方、北京五輪では考えさせられる中国の現実も。
    人を国家を盛り上げるための道具のように使う共産党とそこに夢や栄光を求める人民。やはりどこか歪んで見えます。

    必読の書ではありませんが、中国食品自衛法だけは知って損はないかも。(おなじみのお話ですが)

  • 郵便局やタクシーでの話が壮絶。中国ってほんとはこういう国なのかもしれないw
    先を読む力、何でもはいはいって信じない姿勢を身に着けないととても中国とは戦っていけないと思った。

  • ちょっと毒っ気というか、パワーが落ちたような気がしないでもないですが……。それにしても、これだけ中国に慣れ親しんでいる著者をもってしても、これだけの「予想外」をしでかしてくれる中国っていう国はいったい何なんだ!

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著者プロフィール

作家

「2016年 『国が崩壊しても平気な中国人・会社がヤバいだけで真っ青な日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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