脳ブームの迷信 (家族で読める family book series) (家族で読めるfamily book series 17)
- 飛鳥新社 (2009年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870319691
感想・レビュー・書評
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脳科学にまつわる迷信を斬る。
目次
<blockquote>1 脳ブームの誕生
2 巷を席巻した「脳の迷信」
3 脳とサプリメント
4 脳科学者とメディア
5 脳科学の実態
6 脳科学の未来
7 脳科学と社会の健全な関係を目指して
</blockquote>
脳科学本は割と読んできたけどねー。まだあったのか。
科学関係はメディアがプロパガンダに使う為に
大学に取材に行く事は多いみたい。
権威というファクトをつける為なんだけどね。
んだから、そのうち効果がないことがわかってきたりする。
しっかし、DHAは脳にいいってわけじゃないんだ……脳の栄養ではあるけれど。
このへんはコトバでうまくやられてる感がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題通り、脳ブームの各種迷信をその理由とともに解説している。一時期はやった脳トレもその効果は実際のところ不明とし、脳の血流が上がったからと言ってそれが脳の機能の向上となっているわけではないとの事。あと、GABAを経口摂取してもストレスは軽減されないことは脳科学者の間では常識らしい。この本に対する、茂木健一郎先生のご意見を拝聴したいと思った。
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流行したゲームソフトに対する批判なのかしらね?
その脳トレゲームをしたことありませんが・・・
他の脳科学の研究者がもてはやされたから、
逆にジェラシーを感じているの? と思ってしまうのは、僕だけでしょうか?
確かに、正しい脳科学を理解した方がいいでしょう。
右脳や左脳で区別することは、意味が無いのかも知れませんが
こんなもんは、血液型占いと同じで、大雑把で
お遊びに毛の生えたものである。
と誰でも理解していると思うのですが・・・
違うのかしら??
本のタイトルにまで文句を言っていましたが・・・
本の編集者が「タイトル」を考えるのが大半な気がします。
硬いタイトルでは、誰も手にとってくれないし、売れな!!
だから・・・キャッチなタイトルになるのでしょう(笑)
何でもありのありまくりの世界ですよ(・´з`・)
出版するなら、もっとボリュームのある内容にして欲しかったなぁ~
役立つ情報も欲しかったかも・・・
じゃ!!本当の脳トレ方法はどーすればいいの??
それが専門じゃないから書けないってことなのかしら -
脳みそ全体の10%しか使ってないとか、右脳左脳タイプとか、「大人のドリル」で賢くなって若返るとか、ぜ~~~~~んぶエセということがはっきりわかりました。(-人-) 合掌!
はい、この手の本は定期的に読みます。
でないと、私はす~~~ぐバカになるなぁ。(^^;) -
・関連HP http://www2.bpe.osaka-u.ac.jp/ackamaracka/
・脳ブーム(ニセ科学)批判の本
・批判対象のブーム事象(結構、懐かしい) →脳トレ、GABA(チョコ)、DHA(魚)
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脳科学の詳細ではなく、迷信から脳科学の実態はこうなのですよ、と説いた本。研究者として誠実さを感じます。脳ブームへの正しい視点はともかくとして、この著者の誠実さを見習うべきでしょう。面白さばかりを強調して、大した説明もできないのでは研究者としては無責任です。