くじけないで

著者 :
  • 飛鳥新社
4.09
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本棚登録 : 1453
レビュー : 333
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870319929

作品紹介・あらすじ

「人生いつだってこれから」98歳の詩人、トヨさんがつむぎ出すみずみずしい言葉の数々。

感想・レビュー・書評

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  • 作者は90代の女性。
    本の帯と中にご本人の写真が載ってますが、私が想像した通りの顔つきの方でした。
    70代の頃の写真も掲載されているけど、今のお顔の方が可愛らしくて優しくていいな~と思います。
    詩はどれも短くて素朴な詩ばかりで心に響きます。

    「くじけずに」という詩の最後の一文を見た時、何故か涙があふれてきました。

  • 「人生いつだってこれから 朝はかならずやってくる」
    90 歳を過ぎて詩を書き始めた トヨさん、初の処女作品集。


    享年102(満101)歳で亡くなった、詩人・柴田トヨさん。
    わかりやすい言葉でつづられる前向きな心境に、温かい気持ちになる。

    作品集のタイトル名にもなっている、代表作「くじけないで」
    その短い文章の中に、苦労しながらも、101歳まで生きてこられた
    トヨさんの優しい思いやりが、グッと感じられる。

    私は、「貯金」が好きだ。
    ひとりぼっちを感じても、今まで受けた優しさを
    思い出して生きていける気になれる。

    みずみずしい感性あふれるトヨさんを感じる。
    他にも、くすっと笑え、優しい気持ち、前向きになれる詩がたくさん。
    若者から年配まで、男性にも女性にも、
    気力に欠けたとき、自暴自棄になったときなど、力をもらえる1冊。

  • この白寿のおばあさんの書く詩は、「彼女が高齢だから」だけという理由で評価されるものではないように感じた。
    純粋に、高齢になっても、力づよく、そして暖かくやさしく生きていこうという人生の決意が詩によって綴られている、だからきれいなような気がするのです。
    この歳になるまで、良く頑張ってきたね、ありがとう、と思わず言いたくなるような詩集です。

    個人的に一番好きな作品が
    「ポットから
    注がれる
    お湯は
    やさしい言葉のようだ
    私の
    心の角砂糖は
    カップの中で
    気持ちよく
    溶けていく」

  • 優しくて温かい。
    まるで陽だまりの中で聞いているかのような気持ちに包まれた。

    生きていることに、日々のささやかな幸せを大切に積み重ねよう。

    きっとトヨさんは穏やかな気持ちで旅立たれたのでしょうね。
    ゆっくりとお休みください。

  • 大きな文字で、年配の方でも読みやすく
    そして、感動できるおばあちゃんの詩集に心打たれました

    闘病中の母にも送ってみたところ、
    とても喜んでくれた一冊でした

  • 以前ベストセラーとして取り上げられていた頃、書店で手に取りパラパラ読んでいくうちにうっかり泣いてしまいました。トヨさんの詩からは、過ぎ去った日常を愛おしく、宝物のように思う彼女の感情が流れ込んできます。

    彼女が一番好きだと語った詩「思い出Ⅱ」、私も一番好きです。
    金木星のかおり、ラジオの歌。
    思い出を呼び起こすツールがたくさんあったからこそ、
    トヨさんの中で特に鮮明に残る記憶なんでしょうか。
    瞬間的な幸せの情景が、カメラなんて使わずに言葉で永遠に残せるんだなあとしみじみしました。

    • まろんさん
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      この『くじけないで』、タイトルの詩を書籍広告で読んで
      気になって...
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      この『くじけないで』、タイトルの詩を書籍広告で読んで
      気になっていながら、まだ読めていないのですが
      とても素敵なレビューで感動しました。

      「瞬間的な幸せの情景が、カメラなんて使わずに言葉で永遠に残せるんだなあ」
      。。。清らかで、素直で、ほんとうに素敵な表現ですね♪

      偏りがちの私の本棚に、新しい風を吹き込んでくれそうなきりんたんさんのレビューを
      これからも楽しみにしています。
      どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
      2012/07/27
  • 2011年6月26日に、100歳になられる柴田トヨさんの詩集です。
    沢山書いても、何も表現出来そうにありません。ただ、読んでみて下さい・・

  • せかせかした世の中に思え、自暴自棄になっていた時の自分にこんなやさしい言葉がほしかったなぁと感じながら読みました。孤独な心が温まっていいですにゃい。(ФωФ)ゞ

  •  90歳を過ぎてから詩作を始めたという明治生まれの柴田トヨさんの詩集。思わず手を合わせたくなるようなおだやかなお顔のトヨさんが紡ぎだす言葉は、本当にやさしく、シンプルだけれどもその感性はするどい!

     「自分に」と「貯金」がお気に入り。
     
     いくつになっても、こんな感性をもって生きていきたいな・・・と思います。

  • 優しいおばあちゃんが自分の経験から、
    悩める人達へと贈る無償の愛。
    そのはあとの温かさが嬉しい一冊。

    ○市立図書館所蔵

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