- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870319929
感想・レビュー・書評
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新作の「百歳」よりも先にちらっと読んでいたけれど、今回じっくりと読むことができた。
トヨさんの才能、本当にすばらしい。
ユーモアの混ぜ込み方、ほろっとくるの。
「貯金」の最後なんて、お年寄りにしか言えないよね。
「返事」「溶けてゆく」、それから「幸せ」~「命日に」の3作の流れが特に素敵。
語彙が貧しい私でも、「なんとか周りの人に伝えたいなぁ」と思うほど。
私もこんな風に、年を重ねてゆきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
病院の待合室にたまたまあって、読んだら泣きそうになって困った。
92歳、トヨさんの詩集です。
みずみずしいというか、暖かい気持ちが溢れた、短いんだけど心に響く、そんな詩集です。 -
決して幸せで暖かなだけではない、悲しみや後悔など、筆者の素直な気持ちを垣間見ることができました。
読み終わって、『どんくさい、人に迷惑や心配をかけてばかりな自分だけど、生きていてもいいのかな』と、生きる希望が芽生えました。 -
読んでいて、何度も涙が出そうになりました。
いままで詩には興味がなかったのですが、やさしい詩集に癒されました。-
体調壊して遅くなりましたが
コメントありがとうございました(^O^)
言葉って不思議ですよね。
使う人によって
ナイフに...
体調壊して遅くなりましたが
コメントありがとうございました(^O^)
言葉って不思議ですよね。
使う人によって
ナイフにも
誰かを救う光にもなりえる。
吟味に吟味を重ねた言葉を駆使して、
イメージの世界を
自由に飛び交う詩人は
魔法使いみたいなものですよね。
自分も詩人ではないけど、
バンドで歌詞を書いているので
詩集読むの好きだし、
この本もまた探してみますね(^_^)v
これからもよろしくお願いします!
2013/08/22
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母に頼まれて購入。本数は多くないのでささっと読了できてしまうけど、なにか、どこか、心にひっかかものがある。
これ、歳をとってから読むとまた違うだろうな。 -
自分の息子へあてた言葉「倅に」で、
「何か つれえことがあったら かあちゃんを 思い出せ」
この言葉にジーンときました。
産経新聞「朝の詩」で注目を集めた98歳の詩人、柴田トヨさんは、
90 歳を過ぎて詩を書き始めました。
トヨさんの感性と生き方に思わず涙がこぼれたと読者の感動の声が
産経新聞へ続々と届いているそうです。 -
この詩集は何度も何度も読み返しますね~
できないからって いじけてはだめ・・・
努力することが大事・・・
まさしく その通りだなぁ~
外にも 沢山たくさん・・・トヨおばあちゃんから生きることの大切さを教わります!
絶賛! -
トヨさんが言うことなら、素直に肯ける。
一世紀生きているトヨさんの、日常の何気ない感性が、自然で輝いている。
人生の後輩たちは、惹かれるはずです。
他の詩も読んでみたい。 -
もう 読みながら涙で先の文字が読めませんでした
詩集としては異例の50万部突破だそうです
齢98歳の快挙です
そしてそんな前評判なんかなくても
読んでみればとてもとても優しい気持ちが溢れます
何だか遠い昔に忘れていた感動や
日々の生活の忙しさにかまけてないがしろにしていたなんでもない幸せを
改めて感じることができました
また心の中の凝り固まったものが揉みほぐされて
す~っと流れていくような気がします
98歳のトヨさんを取り巻く世界がすがすがしく自分の中に入ってきます
母との思い出 ご主人への愛 息子さんへの感謝
そんな想いが溢れています
何度も何度も読み返したくなる本です
これは価格以上に価値のある一冊です -
自分の悩みだとか小さく思える.ありがとう.まだここでやることがあるの.と言えるおばあちゃんいなりたい.