- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784870452879
作品紹介・あらすじ
北海道から沖縄まで、伝説となった幻のサイダーから行かなきゃ飲めない超レアものまで、地サイダーのすべてがわかる!日本全国ローカルサイダー95本厳選図鑑。
感想・レビュー・書評
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幻となったサイダーから、大人気のサイダーまで幅広く地サイダーを扱っている本です。
特に、富山の「ブラックサイダー」が気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丸の内にある丸善の2階に食べ物や飲み物などの本や雑誌を扱っているコーナーがある。
どんな本があるかなと見ていたら今回の本を発見。
「日本全国ローカルサイダー95本厳選図鑑」とあり、中をペラペラめくるとじっくり読みたくなり、購入した。
2016年2月に発行された本だった。
今はもう飲めない幻のサイダーから復活したサイダーなど、読むだけで気分はシュワシュワ。
「伝説の地サイダー」では、最初に「養老サイダー」を取り上げている。
岐阜県養老町にある「開屋」が明治32年に「伊吹サイダー」を発売。翌年、工場を養老に移転し、養老の天然水、菊水霊泉を使ったサイダーを製造。
2000年12月まで製造されていた。著者は運のいいことに東京で扱っている酒屋さんを教えてもらい、味わうことができた。
最盛期には「東の三ツ矢、西の養老」と言われるまで有名だった。
そんな養老サイダーは、2000年6月に社主が亡くなったとき、遺言により会社をたたんだ。これにより「幻のサイダー」になってしまった。
残念と思ったら、2017年に復刻していた。
「伝統味わい」では、歴史のあるサイダーを味わえる。
熊本県八代市にある福島飲料水工業所が製造する「日ノ本サイダー」は、日奈久温泉近くにある。
日奈久温泉は、開湯600年以上という歴史のある温泉地だ。
味は、炭酸が強めだが、後味ふわっと消える独特な飲み心地と著者は述べている。
現在は三代目社長の福島正文氏で、かつての甲子園球児で、明治大学でも野球部に所属。あの星野仙一と同期だった。
人にも歴史があった。
「地サイダー百花繚乱」では、全国の珍しいサイダーを紹介している。
名所にちなんだサイダーでは「富士山サイダー」も取り上げている。
名水「富士山萬年水」をもとに、富士山をイメージしたサイダー。富士山をデザインしたオリジナルびんとラベルが印象的だ。
何回か飲んだことがあるが、シュワシュワがいい。
夏真っ盛りなので、アンテナショップいったり、ネットで注文して、シュワシュワタイムを楽しみたくなった。 -
もう手に入らない幻の地サイダーから、今も大人気の地サイダーまで、ビジュアル&文章で楽しめます。
多分、世界で一番詳しい地サイダーの本です。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:588.4||S
資料ID:95190670