カーリンヒェンのおうちはどこ?

制作 : Annegert Fuchshuber  池田 香代子 
  • 一声社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784870771819

感想・レビュー・書評

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  • https://www.youtube.com/results?search_query=karlinchen

    70年前には、日本にもこんな子供たちが大勢いた。
    私たちは彼らの事をすっかり忘れてしまったみたいだ。そしてカーリンヒェンのような子供を見ても、もう彼らの人生を思いやろうとしない。歴史は絶え間なく伝える努力を続けないと、あっという間に忘れ去られてしまう。恐ろしいことだ。

  • 難民となったカーリンヒェン。

    行く先々で、受け入れられず、居場所を求めて旅をします。

    最後にたどりついた先は。。。

    いろいろ考えさせる絵本です。

  • あとがきで訳者の池田香代子さんは、難民について触れている。

    私と池田さんをつなぐもの。それは茨城県牛久市にある入管施設だ。難民申請者を含むたくさんの外国人が、理不尽な国家権力により、囚人以下の待遇で暮らしている。この人たちの支援のために、力を使い、手を取り合いたい。

    分厚いガラス越しに語った、彼ら/彼女らの生き様は、まさしくカーリンヒェンそのものだ。

    本書は児童向けの絵本であるせいか、ハッピィ・エンドだが(そうだ、なにごとも希望をもって生きないと)、その途中の苦しみ、孤独、不安、空腹こそ、日本という国籍で守られ、想像力に欠けがちな私に大切なことを教えてくれる。

    一見正しそうな常識を疑い、自分は人間の心を持った「おばかさん」になれるか?それが問われている。

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