かっぱのすりばち: 菊池トヨばあちゃんの語りから

  • 一声社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784870772076

作品紹介・あらすじ

村の子どもらは、かっぱのかんきちと仲良しだ。夏には、片貝川で素もぐりを教えてもらう。ところが、1人だけいつまでももぐれない子どもがいた。それが庄屋の息子=じんろくだ。たった1人でもぐりの稽古をするじんろくが、不幸にも水死する。それを大人たちは、「かっぱのかんきちがやったのだ」と決め付け、殺してしまう。嘆き悲しむかんきちのかあちゃん。その後、村に疫病が流行り、子どもらが生死をさまよう。観音様のお告げは、「かっぱのかあちゃんに、妙薬を作ってもらうしかない」。子ども:かんきちの敵である、大人たちの願いを「村の子らは、かんきちの友達だでなあ」と受け入れる。妙薬を作るには、大きな石が必要だ。片貝川にあった大きなすり鉢上の石で妙薬を作ったかあちゃんは、精根尽きて死んでしまう。妙薬を飲んだ子らは日に日に元気になり、村人はいつまでもかっぱの親子の冥福を祈る。

感想・レビュー・書評

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  • 2010年6月24日

    装丁/竹内正憲

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著者プロフィール

佐藤修
アートディレクター/デザイナー。
Web制作を中心に、映像・グラフィックなど、さまざまなビジュアルコンセプトの設計・制作を経験。デザインを通して、ビジュアルコミュニケーションの支援に携わる。Adobe XDユーザーグループやAdobe MAX Japanなどに登壇。
Twitter:@OsatoCom

「2021年 『豊富な作例で学ぶ Adobe XD Webデザイン入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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