どろぼうたちのよる

著者 : 佐々木マキ
  • 絵本館 (1988年10月1日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101103

どろぼうたちのよるの感想・レビュー・書評

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  • 十分面白いし絵も楽しい。だけど佐々木マキさんでこのタイトル。さあこい!と構えていたので、あら意外と落ち着いた話なのね。と感じました。なにより短編集とは思っていなくて。派手さ控えめの分、味わいはあります。

  • 書店の佐々木マキフェアでついふらふらと、その②
    表題作「どろぼうたちのよる」は3人組のどろぼうたちの腕比べ。
    それに、ひとの影を巻きとってもっていってしまう「かげどろぼう」
    それぞれにとってだいじなものをかすめとっていく「ぬすまれたらこまるもの」
    と、ちょっとドジでとぼけたどろぼうの短いお話3本。
    ぼーずは最初のお話が気に入った。

  • 「どろぼうたちのよる」、「かげどろぼう」、「ぬすまれたらこまるもの」の泥棒の話3編。

    「どろぼうたちのよる」
    のっぽ、ちび、ふとっちょの3人の泥棒が、誰が一番かを競って盗みに出る。
    だけれど、3人とも上手くいかず、一人は逃げる途中で足に嵌ったヤカンを、1人は金庫だと思った冷蔵庫から豆の缶詰を、1人は科学者からもらった大量のレポートを持ち帰り、みんなでレポートや本の紙を燃やして、ヤカンで豆のスープを作って食べたのだった。

    「かげどろぼう」
    おじさんが夜一人で散歩に出掛けると影泥棒に影を盗まれてしまう。
    追いかけると影泥棒は観念して影を1つ置いていく。
    それはおじさんの影ではなく女の子の影だった。
    女の子に返してあげなくては、と思いつつも、女の子の影と散歩するのもいいものだ、と思うのだった。

    「ぬすまれたらこまるもの」
    女の子が美しい声を、カバが重さを、街灯が明かりを泥棒に素早く盗まれてしまう。
    みんな一番大切な盗まれたら困るものを盗まれてしまったのだ。
    でも、盗んだ泥棒は光りながら美しい声で助けてくれと言っている。
    カバの重さで地面に沈んでしまったのだ。
    泥棒は盗んだものは返してやる、自分が盗まれたら困るものはこの素早さだ、と言ってさっと姿を消すのだった。

    どこかまぬけな泥棒たち。
    「かげどろぼう」と「ぬすまれたらこまるもの」がショートショート的で特に面白かった。
    何となく、一千一秒物語っぽい雰囲気。

  • 3つのお話がはいっています。どれも優しいコミカルさに満ちています。

  • 文章のテンポもよく、絵も可愛いし、読んでて楽しい絵本。娘には少し理解できない箇所もあったみたいだけど、また大きくなったら読んであげよう。佐々木マキさんにはまり中。

    どろぼう、て響きが可愛く感じる。

  • 稲垣足穂を思い出したのは言うまでもない。
    かなり感動したのだけれども、これがどうも、今までに味わったことのない感動の仕方。この話のすぐそばに死は寄り添っているという感覚がありながら、同時に無意味で明るい。その解放感にやられた。

  • おもしろい!

    どろぼうのお話3話

    ①なかよしどろぼう3人がうでくらべにどろぼうにいく話
    ②影どろぼうの話
    ③かばが重さを街灯があかりを女の子がすてきな声をぬすまれる話

  • 声に出して読みやすい

  • 3人のどろぼうが腕比べをする「どろぼうたちのよる」
    おじさんの影がかげどろぼうに盗まれた「かげどろぼう」
    おんなのこ、かば、がいとうから盗まれたら困るものを盗んだどろぼうの話「ぬすまれたらこまるもの」
    ゆかいなどろぼうが登場する3つの短篇集。

    予想外のストーリーと、
    コミカルな動きをするどろぼうの絵で
    おとなもこどももクスクス笑える絵本。

    こどもに「ぬすまれたらこまるもの」を聞いてみると、
    意外なものを答えて2度楽しめます。

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