ムッシュ・ムニエルとおつきさま

著者 :
  • 絵本館
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本棚登録 : 279
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101356

作品紹介・あらすじ

なんと今回は、魔術で空の月をカバンの中に入れてしまったムッシュ・ムニエル。そのうえ、ふたごのはかせにその大切なカバンをとられてしまいます。さあ、たいへん!

感想・レビュー・書評

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  • 佐々木マキのお話と絵はシュールで最高!魔術師が手に入れた月を双子の博士が奪っていっててんやわんや。

  • パパ購入本

    お月様を取れるなんて素敵
    ムッシュムニエルシリーズ好き

  • 書店で佐々木マキフェアをやっていて、前々からほしいと思っていたのを衝動買い(その1)
    こどものころ読んでインパクト大だった「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」の続編。うだつのあがらないヤギの魔術師のおかしな世界。双子の博士があやしい。ぼーずも楽しく読んだ。

  • 相変わらずの微妙に失敗するムッシュ・ムニエルの魔術がたまりません。

  • 思わず、村上春樹の『1Q84』はこの絵本に想を得ているんじゃないかと思いたくなるほどだった。おそらくそれは違うだろうけれども、少なくとも深い無意識のレベルでは、本作の発想は『1Q84』の数歩先を言っているような。いや、月の数で判断しているわけじゃない。
    本作は、村上春樹の小説のロジックを、もっと広々とした、言葉にならない暗闇からやんわりと包み込んでいる。

  • 好み。
    こういう不思議な世界観のお話、大好きなんです。

    ………しかしムッシュ・ムニエルはなぜ、月を手に入れようとしたのか………「なんとなく」みたいに書いてあったが、はたしてなぞである。
    月を手に入れて、なにするつもりだったのか………でも魔術師だから、なにか魔法に使うつもりだったのかな。
    どんな魔法になるのかな。

    双子の博士はわかりやすかったけど。
    ちょっぴり不思議、ムッシュ・ムニエル。
    魔法の呪文とかも、一々韻を踏んでて良いよね。

    昔から好きな絵本のひとつです。

  • 奇想天外。不思議な世界。でも身近で起きていることのような錯覚にもとらわれる。

  • 幼稚園の頃からずっと大切にしてる絵本のひとつ。何回読んでも飽きない。なまぬるい変な大人の世界、という印象はずっと変わらない。

  • あぁきたよ・・このふざけた世界。
    あぁもう大好き。
    何度読んだか分からない。

  • なにもかもがすきで、すきな気持ちがずっと変わらない。

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著者プロフィール

1946年兵庫県神戸市生まれ。マンガ家、絵本作家、イラストレーター。1966年「ガロ」「朝日ジャーナル」を中心に自由で実験的なマンガを立て続けに発表。1973年、福音館書店より『やっぱりおおかみ』を刊行。「こどものとも」などで独創的な絵本を多数発表する。マンガ作品集に『佐々木マキ作品集』『ピクルス街異聞』『佐々木マキのナンセンサス世界』『うみべのまち』。絵本に『やっぱりおおかみ』『ねむいねむいねずみ』『ぶたのたね』『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』『おばけのばむけ』ほか多数。エッセイ集に『ノー・シューズ』がある。京都市在住。

「2016年 『村上春樹とイラストレーター 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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