日出処の天子 全7巻 (漫画文庫)

著者 :
  • 白泉社 (2003年9月10日発売)
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784871187978

感想・レビュー・書評

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  • 月魚のあと無性に読みたくなって再読。厩戸王子と蘇我毛人がカブる。王子の報われない思いと孤独感がものすごくせつない。
    ★ごひいきキャラはもちろん厩戸王子

  • 聖徳太子は実は超能力者だった。
    そんな大胆な設定で描かれた壮大な物語。

    その財力にものを言わせ朝廷で影響力をもつ蘇我馬子。
    その息子、蘇我毛子はある日、早春のまだ寒い池で泳ぐ一人の美しい少女にひとめ惚れする。
    その後父親のつきそいで朝廷に出向いた毛子は少女にそっくりの少年と出会い彼が厩戸王子・・・後の聖徳太子だと知る。
    あの少女と厩戸王子は同一人物なのか。
    悩む毛子のもとに厩戸王子のいる池辺の宮から使者が来て、彼は一人の女嬬と会うこととなる。

    こんな風に始まり、実際にあった出来事をからめながら進んでいく物語。
    最初はただただ恐い印象の厩戸王子ですが、話が進むにつれて厩戸王子目線でお話が描かれるようになると、王子の切ない気持ちが伝わってきて何度も泣いてしまいました。
    王子のした事は確かにいい事ばかりでない。
    でも王子の気持ちがよく分かるから、可哀相な境遇の布都姫ですら邪魔者に思えたりして・・・。
    結末もとてもせつなかった。

    この話、布都姫が登場するまでは、王子に初恋の少女の面影を重ねた毛子が厩戸王子を追いかける。
    でもそれが布都姫の登場とともに立場が逆になってしまう。
    だから私は序盤の方が好きです。
    後半はあまりに王子が可哀相で・・・。

    それと母親というのはどれだけ子供に絶大な影響を与える存在なんだろう、とこのマンガを見て思います。
    あれだけ優れた才能や特殊な能力をもつ王子ですらそれは変わりないこと。
    能力で心の傷がいえるわけじゃないから。

    王子の淋しい心が分かる。
    だから私はずっと王子の味方です。

  • 話の始まりから終わりまで、衝撃の連続。個人的には進路を変えた作品。

  • 言わずと知れた少女漫画の名作。厩戸皇子(聖徳太子)がゲイのエスパーという設定で、20才にして推古天皇の摂政となり政治の実権を握るまでの権謀術数を描く。皇子の表情の描き分けに感動する。
    続編の「馬屋古女王」まで読むと恐ろしい因果応報が明らかに。おそらく、何度読んでも新たな発見がありそう。

  • これで山岸先生にどっぷりはまりました。

  • 太子の妹子への思いとか、妹子が太子に抱く思いとか、全部が恥ずかしいくらい少女漫画してて、読んでてかなり悶えた。

  • 人間関係のドロドロ加減がすさまじい。えみしいいいいいいいい

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著者プロフィール

1969年、漫画家レビュー。1983年、「日出処の天子」で第7回講談社漫画賞受賞。2007年、「テレプシコーラ(舞姫)」で第11回手塚治虫文化マンガ大賞受賞。代表作に「アラベスク」「妖精王」など多数。

「2016年 『山岸凉子画集 光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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