安藤忠雄 住宅

著者 : 安藤忠雄

• ADAエディタトーキョー (2011年3月23日発売)

感想・レビュー・書評

[katak-aiさんの感想 · 2013年1月23日]

なぜ、住宅の設計を続けるのか？

住宅は、企画から基本設計、実施設計、現場監理、そして完成後のメンテナンスと、
建築が出来上がっていくプロセスを、
一人の設計者の手でコントロールすることができる仕事。

夢と実現のせめぎあいを戦い抜いてつくりあげていく。

[黒潮丸さんの感想 · 2011年8月9日]

「・・・日本も５０年代は、貧しくとも燃えていました。菊竹清訓さんの＜スカイハウス＞なんか、まさに夢と希望に満ち溢れていますよね。あの燃え方が、今の日本にはない。綺麗な住宅は一杯できるけど・・・。私は燃えている日本の建築をもう一度見たい。それができるのが、個人の夢を形にして、建築の面白さや豊かさを教えてくれる住宅だと思うのです。」

[あぶ（＠creaaaaate）さんの感想 · 2011年5月28日]

安藤忠雄の哲学、
今に至るまでの過程を
これまで手がけた住宅建築を軸に
つぶさに語っている一冊。

著者プロフィール

建築家。1941年生まれ。独学で建築を学ぶ。1969年安藤忠雄建築研究所設立。1997年東京大学教授。2003年同名誉教授。2005年同特別栄誉教授。2010年文化勲章を受章。日本建築学会賞、アルヴァ・アアルト賞、日本芸術院賞、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、アメリカ建築家協会（AIA）ゴールドメダル、国際建築家連合（UIA）ゴールドメダル、イサム・ノグチ賞など受賞多数。

「2022年 『安藤忠雄の建築５』 で使われていた紹介文から引用しています。」