ル・コルビュジエ読本

著者 : ル・コルビュジエ 二川由夫 GA photographers

• ADAエディタトーキョー (2014年3月26日発売)

感想・レビュー・書評

[山田遼平さんの感想 · 2015年11月10日]

ル・コルビュジェの評論集を斜め読みして頭に浮かんだのは、意外にも、律令制の時代に持ち込まれた都市計画のフォーマットに乗っかっていまだに変化を続ける、この京都という街の驚異だった。

やっぱり変だ、この街は。

コルビジェを語るうえでは「モデュロール」という「単位」は外せないようなのだが、京都の街の中からもさまざまな人間の生活に必要な単位が発見できると思う。

本の中身はちょっとまとまりを欠く感じがする。既出評論とインタビューの再編集だから、仕方ないのかもしれないけど。

[iamaslibさんの感想 · 2014年6月25日]

貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784871406864

著者プロフィール

1887年生まれ。20世紀を代表する建築家。モダニズム建築の規範として、「近代建築の五原則」「モデュロール」など数々の概念を提唱。1965年没。

「2016年 『輝ける都市』 で使われていた紹介文から引用しています。」