- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784871827850
感想・レビュー・書評
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会社を倒産させ多額の借金を負った伊吹。
借金取りに追いかけられる日々の中ですべてを立て替えると言う見知らぬ男の車に乗り連れていかれた先に待っていたのは資産家の王丸総一郎だった。
男娼として躾られているある時から王丸が自分専用の男娼にすると言い出し…。
監禁ものです。
自分をひたすら蔑み酷い目に合わされているのにどうやって好きになるのかと思っていましたが、なるほどなと。
王丸の生い立ち、伊吹の父親の死との関わりとかぐるぐると悩み苦しむけれど王丸も色々葛藤していたんだなと。
好きだと認めた伊吹が王丸を守る為にとった発言に切なくなったけど王丸がちゃんと伊吹を連れて帰ってくれてホッとしました。
SSは本編と打って変わって楽しくて良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひょっこり見つけました。
二億の借金に追われてた元社長…が、最後に(第二新卒の)中途採用面接受けてるのを見て、慌てて脳内イメージの年齢を修正しました。
20代前半って…若いっ! -
この話は本庄さんの本を読んだ初のものになるんだけど
エロシーンの表現とか、演出がすっごいつぼで、好きすぎて、大切にとってある。
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本文には出てこなかったけど、王丸自身も伊吹の父親のことをちゃんと知っていたって事は、父親の会社がつぶれた頃から伊吹のことを知ってたんですよね?
で、その後も借金をして困り果ててたのを知ってたから、借金の肩代わりをしようとして屋敷へ連れてきたんですよね?
ってことは、ひょっとしてその頃から伊吹のことが好きだったのかなぁ〜?
でも、好きならあんな酷いことはしないですよね〜?
う〜〜〜ん、なぞだ…。