快楽ゲーム (オヴィスノベルズ)

著者 : 姫野百合

• 茜新社 (2005年11月3日発売)

感想・レビュー・書評

[boyslovebookさんの感想 · 2010年6月7日]

タイトル：快楽ゲーム
著者名：姫野百合
イラスト：水名瀬雅良

■Story■
若くして国会議員になった城嶋晃聖は有能で野心家だ。
元総理の孫娘との縁談を控えたある日、その男が現れた。
男の名は工藤凱―。
城嶋の高校時代の同級生で、肉体関係をもっていたことがあった。
工藤はストーカーのように城嶋をつけ回したあげく、
スキャンダルの証拠を材料に再び肉体関係を強制してきた。
イヤだと思う心とは裏腹に、城嶋は工藤に身体を開かされ犯されてゆく。

■感想■
政治家の絡むBL小説ではお決まりな展開がよくある。
しかしその展開がとても嫌いな場合が多いので、どうなるのかドキドキしていた。
全て読破した瞬間「面白かった！」と言う言葉が出てきた。
本当にある意味お約束な展開にならなくて良かった！
最後の幕閉じ部分は、やや無理やりな展開であったものの
全体的には「末永くお幸せに」と言う言葉しか出てこない。