クラブとサロン: なぜ人びとは集うのか (BOOKS IN・FORM)

著者 :
  • エヌティティ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871881043

作品紹介・あらすじ

クラブ・サロンの主役は「情報」である。特定の「情報」に特定の人たちが共感したり、反発したりする。あるいは「情報」のなかに、別世界をみようとする。クラブ・サロンは「情報」のキャラクターにこだわる。それは、ほかにはない、珍しい「情報」であることが望まれた。こうしたクラブ・サロンの「情報」は、歴史を代表する知性をつくり、また、もう一方では、歴史から排除され隠蔽されてきた。が、いずれにしても、クラブ・サロンの「情報」は、「情報の歴史」という舞台で、さまざまなターニング・ポイントを用意していったのである。

感想・レビュー・書評

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  • 文化・歴史系は難しい。。
    もっかい知識つけて読み直したい

  • 長澤均(パピエ・コレ)、高山宏、秋田昌美、松岡正剛 ……と実に豪華な執筆陣。

    それで掲題のテーマだから、そりゃ面白い。

    91年発刊だから、DJ文化以降のクラブについては殆ど触れられてないけれど、そこを踏まえて増補版を出して欲しい。

    因みに編集は野田努氏。

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著者プロフィール

小林章夫(こばやし・あきお)
1949年東京生まれ。
上智大学文学部英文学科教授・博士(文学)。
同志社女子大学教授などを経て現職。
18世紀のイギリス文学を足がかりに、
近代イギリス文化を多彩な視点からとらえる。
主な論文・著書
「憂鬱な詩人 アレグザンダー・ポープと
政治諷刺」
『チャップ・ブックの世界』(講談社学術文庫)
『イギリス紳士のユーモア』(講談社学術文庫)
『コーヒー・ハウス』(講談社学術文庫)
『田園とイギリス人—神が創りし天地で』
(NHKブックス)
『東は東、西は西—イギリスの田舎町からみたグローバリズム』(NHKブックス)
『おどる民 だます国—英国南海泡沫事件
顛末記』(千倉書房)
主な訳書
ヒュー・ジョンソン『ワイン物語』(平凡社
ライブラリー)
テリー・イーグルトン『アフター・セオリー
—ポスト・モダニズムを超えて』(筑摩書房)
ドミニク・チータム『「くまのプーさん」を
英語で読み直す』(NHKブックス)など。

「2009年 『アメリカ〈帝国〉の苦境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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