信教自由の事件史: 日本のキリスト教をめぐって

著者 :
  • カトリック淳心会 オリエンス宗教研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872320718

作品紹介・あらすじ

礼拝と敬礼、少数者への視線、メディアの役割、そして戦争-信教の自由が投げかけるさまざまな問いかけ。

感想・レビュー・書評

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  • 明治以降もキリスト教は相当弾圧されたり迫害されていたという事実をなんとなくしか知らなかった。
    問題は国家神道に対してだが、有名なのは内村鑑三の不敬事件。
    神社は宗教か宗教でないか否か。
    満州事変期における新渡戸稲造や上智大学靖国神社参拝拒否事件などは興味深かった。
    信教の自由を阻害するものには戦争がある。それには天皇制と国家神道が大きく関わっている。
    現代においてもキリスト教以外に於いても本当に信教の自由は保障されているのだろうか。

  • 師匠の近著。

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著者プロフィール

1935年生まれ。立教大学名誉教授。専攻は、宗教学・宗教史学。著書に、『明治宗教思潮の研究』(東京大学出版会)、『内村鑑三』(岩波新書)、『内村鑑三日録』(全12巻)『日本キリスト教史物語』『近代日本のバイブル』『日本キリスト教史』(いずれも教文館)、『日本宗教史物語』(聖公会出版)、『聖書を読んだ30人』(日本聖書協会)、『中勘助せんせ』『聖書の日本語』『内村鑑三の人と思想』(いずれも岩波書店)など。訳書に、内村鑑三『代表的日本人』『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』など。

「2019年 『文語訳聖書を読む 名句と用例』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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