無気力製造工場

著者 : 鶴見済

• 太田出版 (1994年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

もっともらしいことを言う世の中には「くだらない」と悪態をつき、脳天気な幻想をまき散らすマスコミには罵声を浴びせる。現代の歪みをほじくりだし、不幸な時代に生まれてしまった世代の運命を説き明かす、ポップなコラム&ルポルタージュ集。

感想・レビュー・書評

[ytkssnさんの感想 · 2019年5月22日]

27382

[alexxさんの感想 · 2013年11月10日]

『完全自殺マニュアル』で有名になった人。
90年代初期に執筆した雑誌記事を集めたものなんだけど時代の皮肉り方が読んでてすごく気持ちいい。
この人とはきっと価値観合うなと思ったｗ　
事件を扱った章ではなにげ膨大な下調べがされてたり。

[georgerockさんの感想 · 2013年2月3日]

再読。


あの、「完全自殺マニュアル」の…と言われる著者があちこちに書いていた文章をまとめたもの。


古い本だけど、俺に合ってるなあ～。

最近、名前を聞かんけど、何をやっとるんじゃろうか…。

色々と著書を読みなおしてみたくなってきたぞ。

[koro77さんの感想 · 2012年9月22日]

著者があっちこっちの雑誌に書いた記事の寄せ集め。しかも９０年代前半の時事的なものが多くていかにも古臭いです。
したがって、ヘビーなファンでなければあまり面白いとは言えない読み物。「完全自殺マニュアル」や「人格改造マニュアル」みたいな読み応えはないです。

[yuichiさんの感想 · 2009年2月13日]

米原さん

[のぞむさんの感想 · 2008年9月9日]

通勤中に読んでいたのですが、まぁまぁページは進みます。
ただ前半の内容はテーマを出しているのに結論まで結びついていないと
いうか…、中途半端な印象を受けました。

中盤から後半は作者らしさが出て面白いですが、この値段を出して購入
したいかと問われれば当方は買わないと思います。
でも同作者さんさんの｢完全自殺マニュアル｣に触れられている本文など
は他の方とは違い鶴見さんらしい感想や解釈が述べられているので読ん
でいても面白かったです(笑)

ただ全体的に一体感がないというか、作者自身が述べているように記事
の寄せ集めの印象が強いです。

作者さん好きの方にしかお勧めできないかもしれませんね。



+

[アオノ・マイさんの感想 · 2005年10月19日]

スタンド・バイ・ミー
ソニックユースダーティ
ハリウッドバビロン　ケネス・アンガー
隣人１３号魂列車青い春AKIRAトーキョートライブゴーマニズム宣言バクネヤング恨ミシュランちくちくウニウニ美少女戦士セーラームーンサルでも描けるまんが教室ZINGYSKINサリドマイド少年

著者プロフィール

鶴見済（つるみ・わたる）
1964年、東京都生まれ。東京大学文学部社会学科卒。複数の会社に勤務した後、９０年代初めにフリーライターに。生きづらさの問題を追い続けてきた。精神科通院は１０代から。
つながりづくりの場「不適応者の居場所」を主宰。
著書に『０円で生きる』『完全自殺マニュアル』『脱資本主義宣言』『人格改造マニュアル』『檻のなかのダンス』『無気力製造工場』などがある。
ブログ：鶴見済のブログ（tsurumitext.seesaa.net）
Twitter：鶴見済（@wtsurumi）

「2022年 『人間関係を半分降りる』 で使われていた紹介文から引用しています。」