- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872334791
作品紹介・あらすじ
アメリカ・インディアンが信じつづけてきた、最後の再生への物語。
感想・レビュー・書評
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一気に読みました。都会から来たインディアンの少年がスピリットとの繋がりを復活させ、戦士となっていく物語です。全ての生きるものが兄弟であり、グレートスピリットの子供達であることが書かれています。この本はまさに今必要だと思います。気候変動が目に見えて激しくなり、生物の大量絶滅が始まっています。そのためには人間の地球に対する考え方を変えなくてはいけないし、それは伝統的な生き方にヒントがあるのかもしれない。自分自身もまだまだより良い生き方や精神成長の為の修行が必要だと感じました。
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地球が病んだとき、虹の戦士たちが現れる
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本書を読んで僕が至った結論は、もう20世紀の狂気とはさようならしようと言うことだった。
この世の全ては火と水と土からできており太陽と月の駆引でバランスが調整されており、人類といえどそれを超える技は習得できないと言うことだ。また、いつまで経っても争いは無くならないが、無くならない争いの根元がネグロイド、コーカソイド、モンゴロイドの考え方の違いによるものでない限りはただの小競り合いで勝手にそれぞれが決めた境界、区切り上での争いであると言うことだった。
つまりは我々人類は根源にたちかえればいつでも混じり合え溶け合うことが可能な存在だと言うことである。しかし、白人のように考えるインディアンがアップルか。ジョブズは自己のルーツに自覚が有ったんだね(^^) -
地球が病んで、動物たちが姿を消し始める時、まさにその時、みんなを救うために、虹の戦士たちが現れる
このネイティブ・アメリカンに伝わる言い伝えに因んだ物語が、本書だ。白人たちがアメリカにやってきたことも、彼らがネイティブ・アメリカンを迫害することも、彼らが環境を悪化させることも、みな必然と捉えて、そこから立ち上がり、自らだけでなく、彼らをも救うスピリットを持つ者が現れると信じるという生き方がすごい。
白人(西洋文明)に良くも悪くとも取り込まれてきた日本人にも大いに当てはまるし、日本人としての生き方を取り戻すヒントとなる逸話でもある。 -
人間が、人間として生きる道へ回帰する導のような本だと感じた。私たちは、本当に人間として生きているのだろうか。人間とは何だろうか。そういう根源的な問いかけが、ここになされている。
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72多くの白人にとって宗教は、子供に与えられたおもちゃのようなものでしかない。じぶんにとって利用価値があると思えるときにだけ、白人は宗教を利用する。ところがひとたびそれが自分らの快楽の邪魔になると判断したときには、平気で忘れていたりするのだ。
…
わたしたちは、わたしちの宗教を現実のものとして生きていたのだ。 -
私の使命は何だろう。
自分の使命を果たしたい。
心からそう想う。 -
地球が病んで動物たちが姿を消しはじめるときまさにそのときみんなを救うために虹の戦士たちがあらわれる…。アメリカ・インディアンが信じつづけてきた最後の再生への物語。
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SHIHOがおすすめの本だと雑誌に書いてあって気になって読んだ
内容は小学生でもわかる簡単なもの
ただ取り上げられているテーマは多分私たちが一生考え続けても簡単には答えが出ないもの
自分の心にあるべきものはこういう風にシンプルなものなんじゃないかなって思った
ネイティブアメリカンと吉本ばななの書く文章との関わりがなんとなくわかって
自分の家にたくさんあるネイティブアメリカンの本と吉本ばななの本の関わりとか、
若い頃にそれらの本を読んだ母の気持ちがなんとなくわかった
装丁がキレイなので贈り物にもいいかなぁなんて思います