- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872335811
作品紹介・あらすじ
球界随一の頭脳・古田敦也と、映画界随一の野球狂・周防監督が繰り広げる、明晰で、グローバルスタンダード、巨人に「NO」といえる野球論。
感想・レビュー・書評
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古田敦也と映画監督:周防正行氏の対談本。
周防監督のマニアックぶりが発揮されてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彼のように、頭がよくてなおかつ「普通」の感覚を失わない人って、ほんとに今のプロ野球界に少ないなと思いました。これからもがんばってほしいです。
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映画監督の周防正行氏が、ヤクルト古田選手との対談を通して、「古田式」の思考法やその魅力に迫っていくというのがこの本の趣旨だが、その前に「周防流」というか、周防監督のキャラが立ちすぎていて、どうも主役を脇役が食っている感じ。
古田選手の独特の考え方、例えば、素振り1000本するより近くに広沢・池山といういい教材があるのだからそのフリーバッティングを10分でも見ていたほうがいいという、思考法にも知的興味をそそられたが、それ以上に、古田選手とキャッチボールをするためにあんだけ労力を使った周防監督の執念と、それを独特の感性で文章化したことに興味を惹かれた。 -
古田さんがどれだけ考えて野球をしているのか、周防さんがどれだけスワローズが好きなのかがよくわかります!
今(2012年8月)となっては、宮出選手が“期待の若手投手”という位置づけだったのが懐かしい! -
【読みたい】
齋藤先生の『質問力』で紹介されていた。
映画監督・周防正行さんとの対談が引用されているのだが、周防さんの質問が深くて的確。古田さんの受け答えもさすがの頭のよさなので、内容が濃い! -
書店で表紙が、気になり買いました。野球好きなひとなら楽しんで読める内容です。古田選手の優しそうなイメージそのままですね。
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映画監督の周防正行さんとヤクルトの古田との対談。古田さんがどのように野球が上手くなっていったかが読み取れます。すごいキャッチャーだとは知っていましたが、経歴はよく知らなかったので、野球が無名の高校から大学に入学して(もちろん学力で)、それから社会人、プロと野球をやり続けてきた経歴を知って驚きました。こんな経路を経てプロ野球選手になれるとは思いませんでした。野球が上手になりたい人にはもちろんですが、
何かを得ていく過程でどんな試行錯誤をしていったらいいのか、ということを考える上でもおすすめの本だと思います。決まりきったやり方というのがあるのではなくて、たまたま手に入れた情報を元に自分なりの解釈と試行でなりたい自分になっていくんだな、というのが読み取れます。古田さんが
現状を常に流動的に考えているというのもわかります。このようなある意味考え方が柔軟でゆとりがあるところが、自分を客観的に捉えて進化し続けていける底力なのかな、とも思いました。 -
古田敦也選手のキャッチャーミットの話と、プロ野球の外国人枠の話しが面白かった。
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売れず