自殺のコスト

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 509
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872336443

作品紹介・あらすじ

死んでから後悔しても遅すぎる。『完全自殺マニュアル』が書かなかった自殺の損得勘定。致死量のクスリの値段、自殺者遺族の年金額、電車飛び込み自殺の損害賠償額、自殺物件の下落率、自殺でもらえない生命保険の種類など、本当に自殺は得か損か?後悔だらけの人生で、死んでまで後悔したくない人のための「自殺の費用対効果」バイブル。

感想・レビュー・書評

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  • 自殺の難しさ、未遂の恐ろしさがわかる。自殺はいくない。

  • 色々な自殺の手段について、どれだけのコストがかかるのか検証している本。
    自殺に成功した場合と、未遂に終わった場合について、更に、自殺した場合についておりる保険の金額などについてケーススタディを交えてまとめてある。

    未遂の場合のコストの高さを考えると、確実に死ねる方法がいいだろうし、確実に死ねる方法は苦しいものが多いし、死んだ後に遺族にかかる負担なども考えなくてはいけないし、なんていうことが細かく書いてあるので、自殺したい人が読んだらげんなりして自殺したいと思わなくなるかも。少なくとも、自分にとっての最適な方法を考えることに疲れてしまいそうだ。

    教員として、何か不測の事態に備えて、知って置いたらちょっと役に立つこともあるかもしれない、そういう程度の雑学。

    札幌市の図書館で借りた本。

  • 国民健康保険には埋葬費、社会保険には葬祭費が出るんだ!という点で勉強になりました。

    自殺するとこれだけコストがかかる(からやめようね)という本です。少し古いので啓蒙活動としては毎年最新版が出ても良いのかなと思いますが、倫理的に難しいんですかね。

  • 死体処理・健保年金・借金・自殺物件・生保。手段別経費について、事例及び取材調査で具体的な費用を示す。

    直接的に本人にかかってくるコスト概算。切羽詰まった人は気にしないだろうけど。育ててきた人間を失うこと、社会にとってのそのコストが知りたいです。

  • ここまで調べて本にまとめるなんて。
    決して自殺を後押しするものではなく、高校の教科に入れてもいいかも。
    自殺に失敗したときの悲惨さや、家族の苦しみがわかる。精神病だけは何とかしないと。

  • 美しい言葉を散りばめた本よりも、よっぽど抑止力になりそう。

  • 2015.02.28

    『死』にまつわる血なまぐさい話が好きな私にとって、興味深い本でした。
    そして自殺する気がない人にとっても日々の生活の中でのリスクを知ることのできる本だと思います。
    社会保障と生命保険の項目は参考になりました。

    そして自殺の事例と、裁判になった判例などが詳しく載っていて良かったです。
    しかし、自殺するにしてもどの方法も大変そう。
    家族がいるなら一番周りに迷惑がかからないと思われる車の中での一酸化炭素中毒死かな…独身なら死亡保険金は関係崖から飛び降り&入水自殺かな…なんて考えながら読み終えました。

  • 賛否両論わかれるだろうけど、私はこのある意味ふざけているともとれる文章表現が、とてもよかったです。
    ところどころ笑えるので、ふわっと気持ちがゆるむ。
    とりあえず、すごく迷惑と金がかかる、というのがようくわかった。

    たしかに、もう実行してしまいそうなぐらい状態の悪い人は、まず手に取らないだろうし、
    そもそも読めるパワーがあるはずないので、
    ちょっとでも元気のある人が読んで、ブレーキになるといいかなと思います。

  • 自殺には思ったより手間と金がかかる。そして方法によっては周りに多大な迷惑がかかる。年間3万人近くが自殺する現代、知っておいて損はない知識。

  • 自殺したくなった時に読めば、自殺しなくて済むかも知れない。
    自殺なんて、割に合わないこと、しないに限る。

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著者プロフィール

作家・活動家。1975年北海道生まれ。愛国パンクバンドなどを経て、自伝的エッセイ『生き地獄天国』で作家デビュー。2007年『生きさせろ! 難民化する若者たち』でJCJ賞受賞。格差・貧困問題に取り組み、生きづらさや自己責任論に対抗する発言・執筆活動を続ける。反貧困ネットワーク世話人、週刊金曜日編集委員。共著に『1995年 未了の問題圏』(大月書店、2008年)。

「2019年 『この国の不寛容の果てに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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