それを言ったらおしまいよ (F COMICS)

  • 太田出版
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感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872337983

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな よしながふみさん。
    BL漫画なのだが、とにかく絵が美しいのと、話が素晴らしいので、えっちなシーンも、なんだかきれいで、切なく、ユーモラスに表現されていて、よんでいて、感動した。5つの短編集になっているのだが、表題作の、「それを言ったらおしまいよ」と、SF作品「私の永遠の恋人」が、特に良かった。「私の永遠の恋人」の世界感には、心がシビれた。読後感、ものすごく 切なかった。普通の作品集としても、とっても素晴らしいと 思います。
    やはり、よしながふみさんは、間違いない。

  • ゲイなマンガなんですが、フツウにすんなり恋愛ものとして読める!しかも結構深いですよ。

  • 表題作が…サラリとしてるけど深いわぁ…ちょうBL。こういうところをかいてくれる作家さんってあんまりいないよねぇ。だけどちゃんと昔からいるんだなぁ…。それにしてもこの人、つらい話をほんとうにつらく描くよね…主張しすぎない分辛辣というか…。

  • ストーリーはさすがと言う感じでした。短編でも、深く考えさせられると言うか。
    この手のストーリーなら、小説の方が好きです。
    救いが感じられず、個人的に苦手な部類でした。

  • よしながふみが贈る珠玉の短編集! 毒舌家の青年医師、甘えんぼのプー太郎、性欲満開のお坊ちゃま、美貌のセクサロイド……など、いいオトコ盛りだくさん!! 傑作ロマンティック&エロティック・ラブ・ストーリーズ5編。
    (2004年)
    — 目次 —
    それを言ったらおしまいよ
    私の永遠の恋人
    おとぎの国
    ある五月
    ピアニスト

  • 「それを言ったらおしまいよ」
    「私の永遠の恋人」
    「おとぎの国」
    「ある五月」
    「ピアニスト」

  • Amazonの解説見るとBLかと思ってしまいますがレーベルがF×comicsなので、ボーイズがラブしてる話というよりは、性と愛を扱った作品集。男女の話もあります。

    「ある5月」がグサッときた。
    私がよしながさんのBLを昔苦手に感じたのは、ゲイが出てくるBLが苦手だからだと思い込んでたんだけど、そうではなかったことに気づいた。現実逃避のためにBL読んだら、現実を突きつけられるからだったのだ…!(『大奥』や『ジェラールとジャック』みたいな時代物は、舞台が現代じゃないので、ちょっと現実逃避できるから大丈夫だったということ)

    「ある5月」の夫婦が破局した理由は、価値観の相違なんて生温いものとは思えない。夫はこの妻とでは、人と人との対等な付き合いなどできないと絶望したんだろう。男性に隷属するしかできないような生き方では、本当に人間として向き合ってくれる男性とは一緒になれないんですね。自立しなきゃな…。

    他の作品もみんな素敵でした。
    アンドロイドの話はロマンチックだと思う。

  • さすがはよしながセンセイすべて短編なのに濃いこと!どれも納得する終わり方だけれど、続きがあったら読んでみたい作品。セクサロイドもいいし、幼馴染も最高です。というか、セクサロイドのハーレム(笑)。

  • 「ハラヘリなのニャ」

    モスバーガーくいてえええええええ

  • 今までとの作風とは少し趣の違う短編集。
    「私の永遠の恋人」はタイトルの意味が分かると面白い。

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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