綿矢りさのしくみ (Love & peace (012))

  • 太田出版
2.67
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本棚登録 : 50
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872338782

作品紹介・あらすじ

具体的にどこがどう「文章がうまい」のか?『蹴りたい背中』の名物キャラ、「にな川」君が意味するものとは?ブーム?同世代文学?大人の若者研究?実際、彼女はどう読まれていたのか?-そんな疑問に答える。100万部小説『蹴りたい背中』と綿矢ワールドに関する、「ありそうでなかった」初の研究本。

感想・レビュー・書評

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  • 早稲田のカレー屋さんと同じ、綿矢人気でわざわざ一冊にまとめて出したんだね。ひとつひとつは面白いけど、こうしてまとめて…いや、本が売れることはいいことだ。
    しかし綿矢・金原は、デビュー時からだいぶ読まれ方が変わったような気がするね。金原さんが面白過激担当だと思ったもんね。登場人物がやたらクラブ行ったりドラッグやったりしてるけど、考えてることはよっぽどなじみがあるっていうか。

  • 綿矢りさファンには嬉しい小ネタ有り。
    批評は嫌い。

  • これはただ世の中から見た綿矢りさ像をちらっと垣間見るだけの本だと思う。
    彼女に近しい人以外はみんな「世の中」に属してるからわざわざ垣間見る必要もないのだけど。

    三人が様々な視点から綿矢りさを考察している。と思いきや…なんだこの人たち。そもそも彼女に興味ないんじゃん。
    綿矢りさのしくみ、なんて綿矢りさに興味を持っている人だけがわざわざ手に取る本に違いないのに。
    批判されたくないんじゃなくて、むしろ批判は面白いんだけどさ、興味ないのに無理矢理書いた文読まされてもさ。

    あとは、有名になると 色んな人が妬んだり憧れたり褒めたり馬鹿にしたり文句言ったり見下したり勝手に店のカレーの名前にしたりしてきて 気の毒だなあ、ってことだけ。
    なのに、自分の中で綿矢りさの文に対して見えていたキラキラがいつのまにか少し減っていた。
    うん、読まなきゃよかった。表紙と題名に騙された。
    誰に読ませたいんだかわからない本。

  • 2007053

  • 綿矢りささんについて少しだけ触れることができます。

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著者プロフィール

1962年茨城県生まれ。本名読み・あつし。東京大学文学部英文科卒。同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。1990-92年、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学。学術博士(超域文化科学)。大阪大学言語文化部助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、文筆業。文芸批評、小説、演劇、歴史、男女論などフィールドは幅広く、独自の「男性論」を展開。また、論壇・文壇のもたれ合いへの鋭い批判も行なっている。著書に『夏目漱石を江戸から読む』(中公新書)、『江戸幻想批判』『リアリズムの擁護』(新曜社)、『〈男の恋〉の文学史』(朝日選書)、『もてない男』『バカのための読書術』(ちくま新書)、『日本売春史』(新潮選書)、『退屈論』(河出文庫)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『恋愛の昭和史』(文春文庫)など多数。小説に『悲望』『童貞放浪記』(幻冬舎)、『美人作家は二度死ぬ』(論創社)。

「2018年 『江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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