酔って言いたい夜もある

著者 :
  • 太田出版
3.43
  • (15)
  • (33)
  • (65)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 219
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872339765

作品紹介・あらすじ

魚喃キリコ、栗田有起、石田千、長島有里枝と飲んで語った初の対談集。角田光代のランチ写真日記、女同士で行きたい居酒屋情報も収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 角田光代さんと同世代の仕事をしている女性4名との、お酒を飲みながらの対談集。
    角田さんも合わせた5名の女性達は皆さん個性的でポリシーも各々しっかり持っておられて、共感できるし何よりとても楽しい。

    中でも作家の栗田有起さんとの対談の中で出てきた「小説家は書かないことでも伝える」は目から鱗だった。
    これから本を読む時、その作家さんが敢えて書かない事についても考えないと、と思った。

    後、私の好きなエッセイストの石田千さんの、本も新聞も漫画も読まない、とキッパリ言われたのには驚いた。
    角田さんも仰っていたけれど、石田さんの「スズメのような視点」や「どうしても同世代に思えない」落ち着き払った文章に、私も角田さん同様不思議な安心感を覚える。

    角田さんは様々なタイプの女性に対して、話を引き出すことが本当にお上手だと感心した。
    この企画をまたしてほしい。

  • 魚喃キリコさん、栗田有起さん、石田千さん、長島有里枝さんと飲んで語った初の対談集w

    おもしろい!w またいろいろ読みたくなる!ww

    長島有里枝さん、いいなぁ~~!

    角田さんのランチ写真日記も興味深いw

  • 角田光代さんの対談集。
    お相手は角田さんと同世代の女性で、角田さんがその人の仕事に魅力を感じる4名。
    目的はごく普通の話をするということ。
    お酒を飲んで笑いながら、初対面の会話とは思えないような話が続く。
    読んでいる私もその場に同席して会話を聞いているような、それくらい距離が近い本。

    角田さん以外の4人は初めて知った人だったけれど、作品を見てみたいなと思った。
    私はこんなに自分の言葉で話せないと思う。
    一番共感したのは「どういう男のひとが好き?」という問いに対しての角田さんの「情緒が安定してるひとが好き」という答え。
    ぴったりの言葉を教えてもらった感覚だった。その通り。私もそう。
    後は全般的に私の経験不足故か、先輩の話を聞いているような心持ちだった。
    そうなんですかぁ。えぇ〜。みたいな。
    こういう人間が同席したらすっごく嫌がられるだろうなと思いながら。

  • すごいよすごいよ…!

    特に角田さん×魚喃キリコの対談。。そこまで辛辣に言っていいの?!

    でも二人の話を読んでいると、

    これはただ単に飲み屋での軽い会話ではなくって、

    二人とも自分の人生に対して真剣に考えて生きてるんだ。。

    というのがびしびし伝わってくる。

    なんか自分より少し上の年代のお姉様たちの話を聞いて

    びっくり衝撃を受けると同時に、

    何だかものすごくスカッとした…!

  • 2017 12/2

  • 一人で飲み屋に入れない、話がとても苦手な角田光代さんの飲み屋での対談集ですw。漫画家の魚喃(なななん?)キリコさん、作家の栗田有起さん、エッセイストの石田千さん、写真家の長嶋有里枝さんとの対談です。角田さんは飲み会で誰かに送られたら家にあげなくちゃいけないもんだと思っていたそうです。(しかもやらないと失礼だとw)夜道が危ないから送ってくれてるのに気づいたのは30過ぎてだそうです。「ありがとう、さようなら」と言えばいいんだって気づいたのが(^-^)

  •  角田さんが同業者や漫画家、写真家と居酒屋さんやレストランでお酒を飲みながら語る対談集。対談というような堅いものというよりもっと気さくなのでとても楽しく読んだ。職業関係なく同じ女性として共感できる生きづらさや本音の中に、作家さん達ならではの視点やエピソード話があるのも読み所。特に印象的だったのは魚喃キリコさんのパンチのきいたぶっちゃけトークで、今後もっと彼女の漫画が読みたくなった。

  • 図書館で。石田千さんとの対談があると知り図書館で借りました。
    もっと恋愛の話が知りたかったけど、ゲロリストであることを知り少し嬉しい。

  • 対談にお酒は必要だなあとつくづく思います。
    いろんなジャンルの作家との対談。
    居酒屋でお喋りしててこんなに面白い話になるなんて羨ましいなあ

  • なんとなく図書館で借りたけど、すごくタイミングがバッチリだった!面白かった。次読んだら全然面白くないかもしれないけど!

全59件中 1 - 10件を表示

プロフィール

角田 光代(かくた みつよ)。
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
1990年、「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。受賞歴として、1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を皮切りに、2005年『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で第22回伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で第25回柴田錬三郎賞、同年『かなたの子』で第40回泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で第2回河合隼雄物語賞をそれぞれ受賞している。
現在、小説現代長編新人賞、すばる文学賞、山本周五郎賞、川端康成文学賞、松本清張賞の選考委員を務める。
代表作に『キッドナップ・ツアー』、『対岸の彼女』、『八日目の蝉』、『紙の月』がある。メディア化作も数多い。

角田光代の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

酔って言いたい夜もあるを本棚に登録しているひと

ツイートする