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- / ISBN・EAN: 9784872340167
感想・レビュー・書評
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10分
『石のスープ』昔話 オオカミ版。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わるいおおかみが母さんメンドリが上等な洗濯物を干しているのを見掛ける。
母さんメンドリを食べて、洗濯物ももらおう、と言い出すおおかみ。
母さんメンドリは自分を食べる前に、石でおいしいスープを作ってあげる、と言う。
おおかみは石でスープが出来るものか、と半信半疑。
母さんメンドリはお鍋に水と石を入れて火に掛ける。
そして、塩胡椒、人参、じゃがいも、かぶ、芽キャベツ、きのこ、インゲン、キャベツ、平豆、かぼちゃ、とどんどん追加していく。
母さんメンドリが追加材料を取ってくる間、おおかみは家事をやらされる。
最後、石のスープで満腹になったおおかみは、ほしいものを持っていけと言われ、石だけを掴んで帰るのだった。
石のスープもこれだけ入れればおいしくなる。
おいしいのは石じゃないんだ、ということに気付かない間抜けなおおかみ、待っている間家事をするおおかみが笑える。
前に読んだことあるような内容。
元になる民話があるのかな。 -
わるいわるいおおかみが結構いいやつで、食べるはずのかあさんめんどりに言われるままに、いろいろお手伝いしてしまうのがなんとも微笑ましい。
かあさんめんどりの知恵の勝利! -
悪いおおかみと賢いニワトリのお母さんの知恵くらべ。。。おおかみはちとアホですが。
読んだ後は、楽しい、心温まる気持ちに。