反省しないアメリカ人をあつかう方法: アメリカ人コンサルタントが日本語で綴った、異文化ビジネス・ケーススタディー (アルク新書 7)

  • アルク
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872349511

作品紹介・あらすじ

アメリカ人がアメリカ人の管理法を説いた、異色の日米異文化論。アメリカ人部下や同僚を扱いあぐねている日本人ビジネスパーソンと、アメリカ人と心底わかりあいたいと思っている国際派日本人に捧げるガイダンスである。

感想・レビュー・書評

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  • かなり昔の本ですが、とても面白かった。

    アメリカ人と日本人の考え方や価値観の違いが分かりやすくまとまっています。
    本来ならば、アメリカに進出した日系企業で、
    アメリカの支社へ出向した人が想定読者なのですが、
    アメリカ人とコミュニケーションをとる必要のある全ての人に
    何かしらの得るものがある本だと思います。

  • 内容については、あまり驚きもなく読めた。私の会社は日本的判断に、基づいて人事・労務管理を行っているだろうと考えていたが、驚くほどこの本に書かれている内容が導入されていることに気付く。また、米国に進出した日系企業と、日本に進出している外資企業に、現地社員として働いているのマインドというのが、文化を超えて共感することに苦笑する。いずれにしろ、異文化の中でどう人をあつかうかということにおいて非常により実務書である。
    補足すると、若い社員たちは、この本で書かれているアメリカ人的マインドに近くなってきていることも考慮すべき、国内企業であってもこれまでのやり方は通用しなくなってきていることを考慮すべき。

  • 褒める、評価するというのはアメリカの会社では本当に大切。いちいち言わなくても分かるだろう‥というのは通じないのですね。注意するときもまずは肯定的な言葉から始め、その後「ここをこうしたらもっと良くなるんじゃないだろうか」といった感じにつなげる。
    こういったやり方は会社という場に限らず、普段の人間関係にも活かせると思う。

  • アメリカ人がアメリカ人の管理法を説いた日米ビジネス文化論/
    How to deal with Americans who don't "hansei"? ―
    http://shop.alc.co.jp/spg/v/-/-/-/7003117

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著者プロフィール

ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの創立者兼社長。異文化コミュニケ−ションと人事管理を専門とする経営コンサルタントとして、日系と外資系企業のグローバル人材育成を支援している。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営学院卒業。日系大手金融機関の東京本社における職務経験を持つ。日本語が堪能で、朝日新聞globeを含めて日本の出版物に多数のコラムを連載している。『英語の品格』(集英社インターナショナル)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)、『外国人部下と仕事をするためのビジネス英語』(語研)、や『新ビジネスミーティングの英語表現』(ジャパンタイムズ)をはじめ、著書は多数。現在は、グローバル企業の組織開発、異文化トレーニングとチームビルディングを支援することに力を入れていると同時に、北九州市立大学でマネージメントと英語を教えている。

「2019年 『マンガでわかる外国人との働き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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