小村雪岱作品集(普及版)

著者 :
  • 阿部出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872424553

感想・レビュー・書評

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  • 好き好きがあるのだろうが、表情が出ていない人物像はとても好きだ。仏画については、それが該当しないで、皆美しい。

    情景を映し出す舞台装置としての背景には、独特の世界観があり、素晴らしいの一言に尽きる。

    挿絵などに多く活躍の場があり、印刷と言うこともあり、多く残っている。

    この本自体、多数の作品をはじめ、解説陣が素晴らしい。

    当時テキスタイルと言う概念はなかっただろうが、素晴らしい。海外にはテキスタイルニナを残す作家がいるが、この絵師もその一人と言い切れる。

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著者プロフィール

画 小村雪岱 (こむら せったい)

1887(明治20)年、埼玉県生まれ。東京美術学校(現東京芸術大学)卒。大正・昭和時代前期の日本画家。下村観山、松岡映丘らに学ぶ。国画院同人。泉鏡花「日本橋」の装丁や、邦枝完二「おせん」「お伝地獄」の挿絵で知られる。時代考証に通じ、舞台装置も手がけた。1940(昭和15)年、逝去。

「2023年 『源氏と平家 最新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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