大王 (Cue comics)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 537
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872571752

作品紹介・あらすじ

「黒田硫黄氏は、キャラクターやエロに隷属された漫画界にあって、真にセンス・オブ・ワンダーを持った作家である」とあの大友克洋先生も大絶賛!今まで見たこともないマンガがここにある! 【目次】 西遊記を読む THE WORLDCUP1962 象夏 蚊 熊 南天 象の散歩 夜のガレージ メトロポリス あさがお(原作・よしもとよしとも) まるいもの

感想・レビュー・書評

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  • なんなんだこの漫画家… 人の想像力の広大さを見せつけられたような気分。今日の夢見は凄そう。個人的には『西遊記を読む』『メトロポリス』が好きです。登場人物たちの摑めそうで掴みきれない表情の描き方が繊細で良いなあ。

  • 黒田硫黄氏の作品『大王(1999)』を読了。

  • 氏の描く大コマの迫力はもう少し大判の冊子の方が魅力引き出せるかと思ったり。 読んでるとまるで大阪西成にいるかのような熱気と騒々しさ受けるのは筆致と密度なんだろな。

  • 描かれる感情は複雑でも、そこに至るまでの感情の猫写が飛ばして描かれている印象がある。自分でもよく分かってないけど、雰囲気が独特で面白かった。夏目さんがBSマンガ夜話で言ってたけど、難しいから良いと感じるところも自分の中にあるのかも。

  • 登場する女性たちは、皆『萌』の要素が無い。筆一発で描き殴るような絵柄。
    なのに、彼女たちは皆、魅力的だ。


    「…私、鯨を飼っているの」

  • 独特の読後感でおなじみの大王こと黒田硫黄の初短編集
    手塚治虫のメトロポリスのオマージュを読めば画力の高さは頷ける。
    よしもとよしもと共作の「あさがお」が特に良い。
    大人と子供の間で戸惑う若者に頭を抱えながら、一作一作大事に読んで欲しい作品。

  • ずっと読みたかった黒田硫黄。
    まずは短編集から。

    頭ん中がぐるぐるする。
    マンガのセンスが桁違い。

    「あさがお」がとにかくいい。

  • やっぱりすごいなぁ

  • 巻頭の西遊記を読むのコマ割りが秀逸すぎる!サングラスに映る女性がしゃべるシーンはうめぇなと思いました。

  • 黒田硫黄作品は、余計なせりふを排除したとこがすき。
    『メトロポリス』のリミックスがすごい好き。

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著者プロフィール

1993年、講談社月刊アフタヌーン四季賞秋のコンテスト大賞を『蚊』ほか3編で受賞し、デビュー。その後、『大日本天狗党絵詞』『茄子』『あたらしい朝』『アップルシードα』(ともに講談社)や『大王』『黒船』(ともにイースト・プレス)など、著作多数。2002年『セクシーボイスアンドロボ』(小学館)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。同年夏に『茄子』の1編「アンダルシアの夏」を原作にしたアニメ『茄子 アンダルシアの夏』が劇場公開された。

「2016年 『セクシーボイス&ロボ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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