マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872574203

作品紹介・あらすじ

マンガのタブーを教えましょう!竹熊健太郎が捨て身で語る爆笑エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • ダラダラした文章で退屈する。

  • たくさんの漫画家の名前が出てくるけど、知らない人のほうが当然多い。
    僕のような小さいころからマンガを読んできていない人間でも面白く読めた漫画論。
    宮崎駿監督について書かれた項目はとても面白く読めた。『千と千尋の神隠し』はなぜか理由がわからないのだけど、いい映画だなと思った、その理由が何となく解明した気がします。

  • 1.マンガ業界のハナシ 2.マンガ本のハナシ 3.マンガ作家のハナシ 4.サルまんのハナシ の四本柱がメイン。誰かの作品はもちろんですが、「マンガという存在」が好きな方なら非常に楽しめると思います。2.マンガ本のハナシで論じた作品の面白いこと&面白そうなこと!(未読作品もあるため)

  • 『ファミ通のアレ(仮題)』で好きになった、竹熊健太郎さんの著書。
    追って『サルまん』も拝読させて頂いた、ちんぴょろすぽーんな御仁。

    オンライン書店bk1で連載したものに加筆修正を加えて、一冊の本に纏められたもの。なので、数ページのコラムの数々から成るので、まるまる一冊「原稿料」だけに終始している訳ではないので、予め断っておきます。

    だからと言って、この本をお勧めしないという訳ではありません。
    著者の漫画に対する熱い思いは、少なかれ感じ取って頂けるのではないでしょうか?
    ただ憂いているだけではなく、現状を打破すべく熱弁を振う。
    停滞した漫画界の復興に向けて、可能性を模索するに十分な内容でした。

    挿絵は、漫画家の羽生生純 先生。

  • 元々、bk1で連載してたコラムをまとめたもの。
    タイトルにある「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」という点に関しては、前半でほぼ全て語りつくされているが、その後に色々とマンガの歴史などが書かれており、これが読み応えがあります、、、ヤバイぐらい。

    宮崎駿や赤塚不二夫また、まさかの新海誠まで語られています。
    たけくまさんの本は実は初めて読んだのですが(ブログは読んでる)かなり読みやすい文章とわかりやすい解説で、読んでよかった本です。

    エンタメ系のコンテンツに関わる人には是非読んでもらいたい一冊です。

  • あまり報われることのない漫画家という職業の実態を描いてます。
    昔もこれからも漫画家は一攫千金的な世界で生き延びなければならないようです。何しろネットを覗けば、ある程度の作品を描けそうな人材だらけ。漫画家になるだけならもう相当ハードルは下がっているのでしょう。

  • 業界裏話的なものが好きな人にはオススメ。

  • (図)

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。81年より編集者・文筆家として活動。多摩美術大学漫画文化論非常勤講師。著書に「サルでも描ける漫画教室」(共著・小学館)「私とハルマゲドン」(ちくま文庫)等。blog「たけくまメモ」公開中(http://takekuma.cocolog-nifty.com/)。

「2005年 『色単 現代色単語辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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